今、私はTVドラマは、ほとんど見てなくて・・・。NHK大河くらいしか楽しみにしていませんが・・・。
昔は結構、ドラマを見ていた時期もあって!
『踊る大捜査線』は、特別に好きなドラマでした♪テレビドラマのシリーズも全て見ているし、映画も映画館まで行って観ています♪
『踊る~』は、ただの刑事もののドラマではなくて、組織で働く普通の人達を描いているから、すごく面白し、大好きなんですよ・・・。一般企業に勤めている人が見ても、この映画には共感できると思う・・・。
私が忘れられないシーンは、テレビドラマの最終回!
現場で働く青島刑事(織田裕二さん)と警察庁キャリア組みの室井さん(柳葉敏郎さん)との大階段でのシーン・・・。
上層部の意見を無視して、二人で単独捜査をしたために、処分として青島刑事は交番勤務へ・・・となってしまうんですけど・・・。
最後、大階段で青島刑事が室井さんに、自分と同じ気持ちの人間が上にいてくれるから、自分は頑張れる・・・と言い残して、青島刑事は階段を下りていき、室井さんは階段を上がっていくシーンがありました。まさに、このシーンが組織の厳しさを語っていました・・・。象徴的なシーンでした。お互いの立場で、やれることをやろう・・・と誓い、ふたりで敬礼をして別れるという、すごくかっこいいシーンでした。
踊る・・・を知っている方は、室井さんが、現場で働く刑事の気持ちも理解しようとしてくれる人間だということをご存知だと思いますが・・・。
室井さんは、「責任を取る、それが私の仕事だ」とか言ってくれるような人なんですよ・・・。
室井さんも東大卒が多いキャリア組みの中で、東北大出身ということで派閥等・・・、上にいてもそれなりに大変な思いをするんですけどね・・・。
室井さんのように、現場の人間を理解しようとしてくれる人もいるけれど・・・。
上のキャリア組みは、現場の人間を兵隊扱いするんですよ。
警察官僚と所轄の衝突は、踊るシリーズの最初から主題となっています。
セリフも名言がいっぱい♪
警視庁からきた女性キャリア組みの真矢みきさんの「事件は会議室で起きているのよ!」という言葉に対し、青島刑事が「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」と大声で叫ぶシーンがありました。このシーンは有名なので、ご存知の方も多いと思いますが・・・。
映画『踊る大捜査線 TheMovieレインボーブリッジを封鎖せよ』でのシーンです。
この映画で、和久さん(いかりや長介さん)が、真矢さんに向かって、キャリア組みが大理石の階段を上っている間、現場にいる人間は地べたを這いずり回っているんだ!という名セリフもありました。
まだまだ『踊る~』について、熱く語りたいところですが・・・。
どんどん過去の話題になってしまうので、本題に移すとして・・・。(笑)
この『踊る~』シリーズの新作が、来月7月3日から公開されるので、とても楽しみにしています。
前作から7年ぶり・・・。タイトルは、『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』。
7日(月)の日経新聞(夕刊)に、この映画の特集が載っていました。
今回の新作では、政権交代後の「政治主導」を反映して、政治家が警察官僚に干渉するといった場面が盛り込まれているそうです。
新作は、湾岸署の引越しから始まるそうですよ・・・。それが連続殺人事件の伏線になっていくそうです。
青島刑事は、係長に昇進して、引越し対策本部長という設定なのだそうです!面白そう・・・。部下ができて人を扱う立場の青島刑事を早く観てみたいわ♪
そして、前回の踊るシリーズまで、青島刑事を側で見守って支えてくれた和久さん・・・。「正しい事をしたければ偉くなれ!」など・・・数々の名言を残された和久さんの甥っ子役ということで、今回の新作から伊藤淳史さんが出演されるそうですよ!伊藤さんは、青島刑事の部下で、和久さんが残した言葉を語るシーンがあるとか・・・。(いかりやさんが出演されないことが本当に残念だな~と思っていたら・・・。またまた、形を変えて、和久さんは青島刑事を支えてくる存在になりそうです♪)
最後に、『踊る』の本質はコメディー!格好つけたくなる刑事ドラマで、くすくす笑わせるのが『踊る』のスタイル!しかも泣けて、最後に重いテーマが残る映画・・・と書かれていました。
笑って、笑って・・・。でも、社会の関心事を鋭い視点から描いている・・・そんな新作『踊る』に期待!
楽しみな映画です♪