『ドロップ』を観てきました。(ずっと気になっていて・・・。やっと観に行くことができました!)


もう皆さん、ご存知だとは思いますが・・・。

原作は、お笑いコンビ“品川庄司”の品川ヒロシさんです。品川さんが、初めて書き下ろした自伝的青春小説、コミック化された大ベストセラー小説が、今回映画化されました。そして、今回の映画にあたり、脚本、監督も品川さんご自身が務められました。



Going my way ~どこまでも続く道~-ドロップ


以下、これから、映画をご覧になられる方は、パスして下さい!(映画のネタバレにちかいので・・・)




私は、原作を読んでいなかったのですが・・・。

まわりで、原作を読んでいる人がいて、ストーリーは聞いていて知っていましたが・・・。

もう後半、涙がとまらくなってしまい、大変なことになりました。(><)

(私、化粧ポーチ、忘れちゃったんですよ・・・。大失態!)


今回、この映画を観ようと思ったきっかけは・・・。

品川ヒロシさんのお姉さんのブログを拝見していたからです。

初めて、お姉さんのブログを拝見したのは、あるミュージカルの記事がきっかけでした。最初は、品川さんのお姉さんだとは、全く知らなくて・・・。数日後、そのことを知った時には、本当に驚きました。その後も、ブログを拝見し、上地雄輔さんや品川ヒロシさんのブログも拝見するようになり、是非『ドロップ』を観てみたいと思うようになりました。上地さんや出演者の方達が、品川さんの青春時代の思い出を大切にしたい・・・という思いで、撮影に望んでいたそうです。


・・・で、映画の後半に号泣してしまいました。(映画をご覧になった方は、どこの場面でなのかピンとくると思います。)


身近にいる人、それも愛する人を失うという辛い過去をお持ちになりながら・・・。

今、品川さんのお姉さんは、とても素敵な生き方をされていて、なにより、品川さんのお姉さんは、とっても人柄の良い方で・・・。(ブログを拝見していて、私はそう思います。)

そんなことを思いながら、映画を観たので、もう号泣でした。


実は、私のお友達も事故で亡くなっていて・・・。

親友というほどの仲ではなかったのですが、海外旅行も一緒に行ったりして、仲が良かったことは確かです。

そのお友達が、事故で突然、亡くなってしまいました。

亡くなる2、3日前に彼女から電話があって・・・。会う約束でも、なんでもないのに電話があって・・・。亡くなった後、その時の電話で、もっと話しをしておけば良かった・・・と色んな思いがあったり・・・。

彼女の死によって学んだことが沢山あります。

それまで、時間は永遠にあるような感じだったけれど、もしかしたら、自分も今日、明日・・・突然、死んでしまう事もありえるんだな~と思うようになりました。そして、時間を大切にし、今日できることは、なるべくするようになりました!気になったことがあったら、なるべく行動に移すようにもなったし・・・。(映画やミュージカルもちょっと無理しても、なるべく観に行くようになりました。)

今回、この映画を観た後に、そのお友達のことを思い出しました。



この映画、泣いてばかりではありませんでしたよ。おもしろい場面も沢山ありました!

喧嘩のシーンも、すごく迫力があって驚きました。(演技とはいえ、怪我はされなかったのかな~というシーンが多かったです。)

考えさせられるセリフがあったり・・・。


パンフレットに、こんな事が書かれていました。

原作・脚本・監督 品川ヒロシさんへのインタビューで・・・。

「周りを納得させる脚本を見事に書かれたわけですが・・・。監督をすることにこだわった理由は?」

この質問に対し、品川さんが、こんな風に語っています。

「やっぱり映画には映画でしか表現できないことがあるじゃないですか。

原作小説の『ドロップ』は、僕の実体験がベースっていうことが大きなテーマとしてあったので、リアルな物語として読んでもらえるようにドラマティックな描写を抑えていたところがあるんです。

コミック版の場合は、原作・脚本は僕だけど、言わば監督は作画の鈴木大さんで、役者も衣装も美術も彼の手にある『ドロップ』ですよね。

じゃあ映画は、大さんのコミックをある意味ライバル視しつつ、小説でやれなかったことをたくさん盛り込んで、思いっきり自分なりのエンタテイメントを作ってやろうって思っていました。」

品川さんが、どんなお気持ちで監督をされて映画を作ったのかが語られていました。


色んな方のブログを読んだことがきっかけで、今回この映画を観に行くことができて、本当に良かったと思いました。