先日、ブリヂストン美術館 に行ってきました。
ブリヂストン美術館は、印象派を中心とするヨーロッパの近代美術と明治時代以降の日本の洋画を収集、展示しています。株式会社ブリヂストンの創業者石橋正二郎氏の、美術コレクションを公開している美術館です。
ブリヂストン美術館は、東京駅八重洲中央口から徒歩5分という、とてもアクセスしやすい場所にあります。
今回は、「印象派から抽象画まで 名画と出会う」。
ブリヂストン美術館のコレクションにより、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアニ、藤島武二、藤田嗣治など、印象派から現代までの作品を中心として選りすぐりの絵画と彫刻180点が紹介されていました。
写真は常設されている、アルフレッド・シスレーの「サン=マメス六月の朝」です。シスレーは、私の好きな画家の1人です。
フランスの風景を描き続けたシスレー。印象派らしい、素晴らしい作品ばかりなのですが・・・。残念ながら、シスレーは印象派の中でただ1人、生前に成功を知ることなく、貧しい暮らしのまま亡くなった画家です。
空のシスレーと言われたように、透き通るような空や雲が印象的です。森林や河、自然を描いた作品が多く、シスレーの作品は、穏やかで、優しい気持ちにさせてくれます。
今回は印象画だけでなく、ピカソやモディリアニの作品も多く、見ごたえがありました。