皆様こんにちわ。ケロケロこと池田範子です。
突然ですが皆様はどんなスポーツがお好きですか?
私が冬に楽しみにしているもの、それはマラソン(&駅伝)です!(もちろん観戦オンリーです
)女子マラソンは日本にも次々と世界レベルの選手が登場していますが、男子マラソンは最近はめっきり・・。
その男子マラソン界に、期待の選手が登場してきたのはご存知ですか?
⇒ オリンピック出場を目指す公務員の市民ランナー 川内優輝さん
昨年の東京マラソンで、いきなり日本人トップの3位に入賞したので、名前は聞かれた方も多いかもしれません。
普通はマラソン選手といえば実業団のチームに入って、選手として給料をもらいながら練習を行います。
でもこの川内さんのすごい所は、普段は一公務員(給食費の督促の仕事をしているとのことです(笑))で働いていて、土日を使ってマラソン大会に出ては、オリンピックを狙える記録をたたき出してしまう所です。
まるで普段はサラリーマンとして過ごし、呼ばれた時だけ変身するスーパーマンのようです

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川内さんが型破りな所は、その練習方法に表れてます。
実業団の選手の場合は一日中練習ができますので、毎日走りこみを行えますが、川内さんは午後には督促のお仕事がありますので(笑)、毎日朝2時間しか走れないそうです。
どうしても走行距離が足りない・・。それをどうやってカバーしているかというと、週末に日本全国で開かれるマラソン大会に出まくるそうなんです。
普通プロの選手はマラソン大会は、身体を調整するために年に1度とか2度とかしかでないイメージですが、川内さんは3週間に一度のペースで出場しているそうなんです。
川内さんいわくは、”40kmを練習で走るのも本番で走るのも一緒。どこが特別なことなのか分からない”、ということ。
かっこよすぎます・・。
確かに何度もマラソン大会に出ることで、練習と実践経験を同時に積むことができそうですね。でももし実業団のチームに入ってコーチの指導を受けていたとしたら、そんな調整方法は許してもらえなさそうですね。
実際、実業団からの誘いもあるそうなのですが、我流で成果がでているからと誘いを断っていて、これからもこのスタイルを貫くそうです。
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その他川内さんのかっこいいところは、いつも”死ぬ気で”走る、ということ。文字通り、いつでも死んでもいいと思って走っているそうです。
なのでレース終了後にはいつも倒れて医務室に運ばれてしまい、表彰台に立てないこともあります。
でも、”自分のレベルの人が戦うためには、死ぬ気で戦わないと勝てないから”と、これからも貫くそうです。
どんなハンデがあっても、
”我流で”
”実践重視で”
”死ぬ気で”
がんばれば、恵まれた立場の人にでも勝つことができる。
そんなことを実践している川内さんは、私にとってのヒーローです笑。
次回の大きな大会への出場は来年の東京マラソン。ぜひ注目してみてくださいね!