【日本人は塩分を摂り過ぎ?】
「食・呼吸・体操」による若返りサポーターの稲葉です。
久々の投稿です。
これからは、海外情報等もお伝えしていきますね。
NY市では塩分カットキャンペーンを行っています。
なんと、1日2.3g未満(小さじ1杯くらい)にしましょうと勧めています。
そして、レストランでは、塩分2.3gを超えるメニューに塩のアイコンが表示されており、
塩のアイコンが表示されているメニューを避けるように勧めています。
(レストランとの間にはひと悶着あったようです。。。)
「塩分の摂り過ぎは、高血圧、心臓病、心不全のリスクを高めます。
知らないうちに塩を摂り過ぎているので気をつけましょう」とNY市広報に書かれています。
因みに、厚生労働省が定めた塩分の一日摂取基準(2015年)は
男性8g未満
女性7g未満
この量は貴方にとって多い?少ない?
日本食は、塩分が多いことを除けば、世界的にヘルシーであると認められています。
前出のNYCのホームページに掲載された日本食のランキングでは、味噌汁がワースト1だったと記憶していますが、正直びっくりしました。
私たち日本人にとって、味噌汁はソウルフード。健康に良いというイメージもあります。
その味噌汁がワースト1?
味噌をどれくらい入れるか、また、味噌の塩分含有量により異なりますが、味噌汁一杯には塩分が約1.5g含まれています。
味噌はアミノ酸、ビタミンB群などいろんな栄養が含まれ、抗酸化作用、血管拡張作用もあるので、健康に良いと認識されていますね。
塩分が多いからと言って、味噌を敬遠するのはもったいないです。
そして、味噌汁に入れるワカメはカリウムが豊富。その他、カリウムが豊富な野菜類をたくさん食べることで、塩分を体外に排出できます。
出しをしっかりと取って、味噌を控えめに入れれば、そんなに気にしなくてよいのではないかと、私は思います。
因みに、米国に味噌の自販機が輸出されていますが、生臭いと嫌われるため、日本よりも出しを控えめにしているそうです。そうすると、味噌が多めになりますね。
私は、腸内環境を整えるために、味噌をはじめ、塩麹、もろみなど、発酵食品を進んで食べています。
とはいっても、塩分の多い食品に囲まれている私たち日本人は、やはり、注意していないと塩分の摂り過ぎになる可能性が高いですね。
外食や調理済みの加工食品など、知らず知らずのうちに塩分過多になっているかもしれません。
私が気をつけているのは...
- 料理を作るときには、お酒や酢、スパイス、ハーブなどを利用して、塩や醤油を節約する。
- 物足りない時は、食卓塩を足す。
- 食卓塩は天然塩。
- 精製塩よりも天然塩の方が塩分が少ないが、天然塩も色々なので表示をよく見て購入する。
- 良い塩は少なくてもうまみがあるので、数百円の違いならよし、としている。