ひよこちゃん、3月からバスケのクラブチームに入った。クラブチームとは、まぁ、言って見れば進学塾みたいなもので、少数精鋭というか、一応トライアウトを経て選ばれた子供達がプロのコーチについて質の高いトレーニングを受けられる組織で、そのチームで公式試合に出たりする。今回のクラブチームは、担当コーチによる週2回のチーム練習と、後は行けたらベースでバスケの技術を磨くトレーニングのクラスに追加で週2回参加出来、試合は週1回、というスケジュール。
タウンのバスケのリーグでは、ひよこちゃんダントツで上手くて、皆に褒められ、期待されまくりで、本人ものびのびと活躍していたけれど、今回のクラブチームは色々な町から上手い子ばかり参加しているので、ひよこちゃん、相当気後れしている感じ。今までに試合が2度あったけれど、2回とも試合中にぼーっとしていたらしくて、すぐ下げられてしまったらしい。ぼーっとして、と言うのには語弊があるかも知れない。本人の中では、きっとどうしよう、こうしよう、こうやってる、ってのがあるんだろうけど、そんなんでぐるぐるしている間にどんどん試合が進んで行き、自信がないのか責任を取るのが怖いのか、もらったボールをすぐにパスしてしまったりして、全然得点に貢献しなかったらしい。
このあたりには強いクラブチームが他にもいくつかあるらしく、試合は今のところ2連敗。試合を見に行ったダディにあまりの不甲斐なさにしこたま叱られ、2回とも泣きながら帰ってきた。ひよこちゃんに「どういうことだったの?」っと聞くと、「私、全然悪いことしてないのに、下げられたの~」っと泣いている。いやいや、それは大きな思い違い。ファウルとか失敗しなかったらずっと出ていられるんじゃなくて、それを心配して全然積極的に試合に参加せず、得点に貢献しなかったから、下げられたんだよ、ひよこちゃん。あと、自分に自信が無いのもダメな理由かな。すぐ人にボールをパスしちゃうらしい。
これに関しては、ダディが「残念ながら、ひよこちゃんはバスケに向いてないのかも知れない」と言い出している。なにくそっ、と頑張るガッツが無い、ということらしい。どうなんだろう?いつも自分が一番じゃないと輝けないんだろうか、ひよこちゃん。負けるもんか、っていう根性はいずこに?
最近はマミーがバスケに口出すと怒るので、あまり何も言わないようにしているけど、見てるとひよこちゃん、毎日必ず、だらだら~っとだけど、シュート練習してるし、最初は嫌がっていたスキルトレーニングもちゃんと行くようになってきたし、少しくらいは自分でも思うところがあるのかな、と思う。マミーが色々言うよりも、まだまだ子供ではあるけれど、ひよこちゃんなりに自分でこの壁をどこかでなんとかして乗り越えるしかないのかなと思う。
一事が万事で、この壁を乗り越えられなければ、バスケだけじゃなくて、お勉強だって、何だって、自分より出来る人達の中でサバイバルしていかないといけない場面は人生の中で沢山あるのに、乗り越えられない癖が付いてしまうんじゃ、と思ってしまう。だから、今回、ひよこちゃんとっても辛そうだけど、何とか自分が頑張るしかないと気付いて欲しいと願う。ダディ曰く、技術面や身体能力ではひよこちゃんの方が他の子よりも勝っているらしいので、あとは本人の心の持ちようだと思う。それってすごい幸運なことだと思うよ。どんなに努力しても、根性があっても、身体能力が無ければ乗り越えられない壁がある。ひよこちゃん、そこのところはクリアしてるんだから。マミー、(ひよこちゃんが怒るから)言わないけど、心から応援してるよ。頑張れ~~~~~~。