ベィビーちゃんの2年生のクラスではミステリーリーダーという時間があって、毎週、クラスの生徒の家族(父兄、祖父母、兄弟等々)がクラスに行って読み聞かせをすることが出来る。ミステリーリーダーというだけに、その週に誰が来るかは秘密。当日にびっくり~っという楽しい企画。ベィビーちゃんからはマミーかダディに来てほしいとずっーとお願いされていたけど「マミーは英語が訛ってるから恥ずかしいから嫌だよ~」って頑なに拒否してみせていた。と、言いつつも、こんな良い機会を逃すはずがない、っていうかこんなこと出来るから専業主婦になったと言っても過言ではないマミー。ベィビーちゃんがもう諦めた頃にミステリーリーダーとして、参上。

もう、読む本は自分で決められるので2か月くらい前からリサーチして探していた。考えたテーマは、「日本のことを少しでも紹介出来る本」そして、「ベィビーちゃんがそれによって、ちょっと日本人であることを誇りに思える本」。簡単なようで難しい。ももたろうの英語版やだるまちゃんとかみなりちゃんの英語版など翻訳されている日本の絵本は多少あるけれどずいぶんネットで探しても、いまいちピンとくるものが無かったので、図書館に出かけてみた。すると、児童セクションの部屋いっぱいにある何千冊かの本の中で、ふと手に取った本が不思議なことに、まさに探していたテーマにぴったりの本だった。探した時間、実にものの3分。超能力でもあるのかしら?と思うくらい。

本の内容は、Joyという男の子が学校に来た日本人の女の子のママが見せてくれた折り鶴に魅了され、折り紙名人になりたくて、家中の紙という紙を使って練習して、ついにはママのお札まで折ってしまって叱られる。しょんぼりして、お隣のメキシカンレストランに行くとついつい癖でナプキンを折ってしまう。すると店長さんは大喜びしてレストラン中のナプキンを折ってくれるようにお願いする。男の子は毎日レストランに通ってナプキンを折り、ついに、折り紙名人になる、という話。ベィビーちゃんは今折り紙に凝っていて、学校でもプリントを切って折り鶴を作ったりしているので、ちょうど良いかなと。しかも、勉強を始めたばかりのスペイン語も少し入っている。そいでもって、本を読んだついでにクラスの子達に簡単な折り紙を教えてあげよう、と。

さて、当日。クラスに入ると皆は目を閉じて待っていた。可愛い~。そして目を開けると「あー、ベィビーちゃんのママだ~♪」っと。その時のベィビーちゃんのひまわりが開花したような笑顔。みるみるうちにほっぺがバラ色に染まる。あぁ、この笑顔の為だけに昨日、39度の熱出てたけど、がんばって来て良かったわーっと思う。本は、子供達に思いのほか受けて、読んでる間の皆のキラキラ光る目に、本当にこの場に居られて幸せ~と思った。アメリカの2年生、ませているように見えて、実はとっても素朴で子供らしい。

その後の折り紙も、皆大騒ぎで頑張って、なんとか17匹のてんとう虫が出来上がった。「origami~」ってはしゃぐ子供達。これでちょっとでも日本文化のことを知ってもらえたらうれしいな。ベィビーちゃんは、皆の先生になっていて、こうやって折るんだよって教えてあげていた。鶴の折り紙を見せると、「あー、それってこの間ベィビーちゃんが作ってた!あんなの作れるってすごいな、ベィビーちゃん!」とか歓声が上がって、ベィビーちゃん、恥ずかしそうだけど、ちょっと得意気。まさに、考えていたテーマ通りのミステリーリーダーの時間だった。

こんなこと出来て、本当に幸せなママ生活だと思う。ダディにもベィビーちゃんのあの顔を見せてあげたかった~。そいでもって、なかなか直接は言えないけれど、この生活を維持させてくれて、ありがとうね、ダディ。ベィビーちゃんのひまわりスマイルを見たかったら、次は、君の番だ!(笑)