最近、ますます口が達者になってきたベィビーちゃん。4歳児の少ない語彙を使っているのにも関わらず、色んなことを説明するのが上手で驚く。
 
ある日、後部座席から前を指差して、「マミーあの煙なあに?」っと聞く。「えっ?煙って、どこ?」というと、「あのね、あの大きなお家の屋根の上」「え?どこ?屋根の上なら、煙じゃなくて、雲なんじゃないの?」「ううん、違うの、雲じゃないの。だって、あの煙は下から出てきてるから」。ちょっとしたことなんだけど、下から出てるから雲じゃないの、ってなかなか言えないような気がする。
 
ある朝は、また後部座席から「マミー、どうして道はチームに分かれてるの?」「え?チーム?」「うん、だって、道に線が書いてあるでしょ。車がその間を走るの。」「あぁ、そうね。それはね、チームに分かれて走っていないと、車がぐちゃぐちゃに走ることになるからぶつかったりして危ないでしょ。横入りとか。」「あぁ、そうね。横入りはダメなんだよ。ちゃんと並ばないとね。」
 
こんなことも。「あの大きい木にはいっちゅも紐がちゅいてるの?」「え?大きい木?」「うん、道の横にいっぱい生えてる大きい木。あの木にはいっちゅも、黒い紐がちゅいてるでしょ」「あぁ、あれは、電柱って言うんだよ(アメリカの電柱はほとんどが木で出来ている)。あの紐は電線って言って中には、電気が流れているんだよ。ベィビーちゃんがお家で電気を付けるでしょ、あの電気はあの紐を通って来てるの。あれは木じゃなくて、人が立てた電柱ってもの」というと、「あぁ、電柱か。おじさんが電気を入れてくれてるの?」「(笑)うん、まぁ、そうね。おじさんが電気を流してくれてるの」 「ふうーん」(っと興味深そうに電柱と電線を見上げる)
 
読む方は、ひらかなが一通り読めるようになった。濁点がある言葉が難しいらしくて聞きにくるけれど、最近は、昔もらったグリーティングカードをひっぱり出してきて、「べ、い、びー、ち、ゃ、ん、へ」とか口に出して読み返している。特に去年か一昨年のクリスマスに、グランマが送ってくれた、うさぎさんのグリーティングカードがお気に入りで、「か、ぜ、な、ど、ひ、か、な、い、よ、う、に」とかのくだりをしみじみと何回も読みなおしている。日本語教室の方では、全く意味は分かっていないけれど、論語を読んで(というか丸暗記)しているので、時々ドキっとするようなことを口に出したりする。今お気に入りの論語は、「子曰朝聞道,夕死可矣 (子曰く、朝に道を聞けば、夕べに死すとも可なり)」 で、どれだけ気に入っているかというと、この文章だけ飛ばして、他のを先にやって、最後の最後にここに戻って読む、というくらい。何故か、ツボにはまっているらしい。
 
まぁ、英語の方は全く教えていないので、さっぱりだけど、第一言語の発達が第二言語の習得時にとても大きな役割を担うということをひよこちゃんの経験から身に持って学んだので、とりあえずキンダーに上がるまでの後1年ちょっとは、ベィビーちゃんにも日本語をみっちり仕込むつもりでいる。