もう何ヶ月も前から、歯がグラグラすると言っていたのに、なかなか抜けなかったひよこちゃんの歯。とうとう、観念したのか、下の前歯がポロッと抜けた。ひよこちゃんは、この日が来るのを心待ちにしていた。だって、抜けた歯を枕の下に敷いて寝ると、夜中にトゥースフェアリー(歯の妖精)が来て、歯と交換にちょっとしたプレゼントを置いて行ってくれるから。その日は、もうひよこちゃんはウキウキで、「○○くんは、金貨をもらったんだって。ひょっとしたらひよこちゃんにも金貨を置いて行ってくれるかもしれないね。」なんて、言っちゃったりして、暇さえあれば、抜けた歯を見ていた。
その夜。もう、飛び込むようにベッドに入り、歯を枕の下に敷いて、「早く寝ないと」なんて言っちゃって、寝る前のおまじないの時ももう嬉しくて嬉しくて、顔がニコニコになったまま。あまりに嬉しすぎて、これじゃぁ寝られないんじゃないか、と思ったくらい。マミーまでなんだかクリスマスの前みたいな特別な気持ちになって、本当に歯の妖精が来るのかと錯覚しそうになったよ。
で、当の歯の妖精の代理人(マミー)は、ひよこちゃんを寝かせた時にはちゃんと覚えていたんだけど、ベィビーちゃんを寝かせている間に、いつものごとく自分も寝てしまって、夜中に一度起きたのに、すっかりその頃には代理人の仕事のことを忘れていて、気がつくと朝。階下に降りてひよこちゃんのお弁当を作ったりしていたら、「どたどたどっし~ん!」っとひよこちゃんの部屋からすごい音が聞こえた。まだひよこちゃんが起きる時間じゃないので、寝ぼけてベッドから落ちたのかな、と思って上に行くと、それは妖精のプレゼントが楽しみでひよこちゃんがベッドから飛び起きた音だったらしく、ひよこちゃんが半べそをかきながら、「トゥースフェアリーが来なかった~~」っと枕の下に残っていた歯を持ってダディに見せていた。
ひや~~~、大変、忘れてた~~っと思い、慌てて階下に下りて、とっさにそこにあった25セント硬貨2つを掴んで、そっとひよこちゃんの部屋に入って硬貨を枕の下にセットして、「ひよこちゃん!なんかひよこちゃんの部屋に白いモコモコのものが2匹いるよ!」っと言ってひよこちゃんの所に行った。慌てて部屋にもどるひよこちゃん。「何にも居ないよ~」っとまだ半泣き顔。「そう?なんか白いものがふわふわ~って浮いていたけど、マミー、お目目が悪いから良く見えなかったのよ、枕の下は確かめた?」っと言うと、「枕の下、さっき見たけど、何にも無かったの。そんで、ひよこちゃんの歯がそのまま残ってたの」っと寂しそうに歯をつまんで見せた。「もう一回確かめてみたら?ひよこちゃんがあんまり早く起きたから、びっくりして妖精さん達が間に合わなかったんじゃないの?」っと言うとまたベッドにもどり、枕をヒョイっと持ち上げた。「あれ?あった~~~!!!お金が二つもあったよ~~~!!」っと、途端にひよこちゃんの目がキラキラ~~~っと輝いた。「やった~、妖精さんが来た~」っとピョンピョン跳ねながらダディに見せに言った。寝起きで機嫌が悪かったダディは、「何で2つも?」っとマミーのことを見たんだけど、「妖精さん(の代理人)、慌ててたから2つも置いていったみたいよ」っと言っておいた。
と、言う訳で、無事ひよこちゃんにもトゥースフェアリーが来て、アメリカ式の歯抜けの儀式は終了。ひよこちゃんは、大切に2つの硬貨を自分のお金入れの中にしまい、「これもヨーグルト資金にしよう」なんて言っちゃったりして、とても満足そうだった。ところで、これって、次の歯が抜ける時にも妖精は来るものなのだろうか?それとも最初の歯だけ?アメリカ人の友人に確認しておかなければ。
その夜。もう、飛び込むようにベッドに入り、歯を枕の下に敷いて、「早く寝ないと」なんて言っちゃって、寝る前のおまじないの時ももう嬉しくて嬉しくて、顔がニコニコになったまま。あまりに嬉しすぎて、これじゃぁ寝られないんじゃないか、と思ったくらい。マミーまでなんだかクリスマスの前みたいな特別な気持ちになって、本当に歯の妖精が来るのかと錯覚しそうになったよ。
で、当の歯の妖精の代理人(マミー)は、ひよこちゃんを寝かせた時にはちゃんと覚えていたんだけど、ベィビーちゃんを寝かせている間に、いつものごとく自分も寝てしまって、夜中に一度起きたのに、すっかりその頃には代理人の仕事のことを忘れていて、気がつくと朝。階下に降りてひよこちゃんのお弁当を作ったりしていたら、「どたどたどっし~ん!」っとひよこちゃんの部屋からすごい音が聞こえた。まだひよこちゃんが起きる時間じゃないので、寝ぼけてベッドから落ちたのかな、と思って上に行くと、それは妖精のプレゼントが楽しみでひよこちゃんがベッドから飛び起きた音だったらしく、ひよこちゃんが半べそをかきながら、「トゥースフェアリーが来なかった~~」っと枕の下に残っていた歯を持ってダディに見せていた。
ひや~~~、大変、忘れてた~~っと思い、慌てて階下に下りて、とっさにそこにあった25セント硬貨2つを掴んで、そっとひよこちゃんの部屋に入って硬貨を枕の下にセットして、「ひよこちゃん!なんかひよこちゃんの部屋に白いモコモコのものが2匹いるよ!」っと言ってひよこちゃんの所に行った。慌てて部屋にもどるひよこちゃん。「何にも居ないよ~」っとまだ半泣き顔。「そう?なんか白いものがふわふわ~って浮いていたけど、マミー、お目目が悪いから良く見えなかったのよ、枕の下は確かめた?」っと言うと、「枕の下、さっき見たけど、何にも無かったの。そんで、ひよこちゃんの歯がそのまま残ってたの」っと寂しそうに歯をつまんで見せた。「もう一回確かめてみたら?ひよこちゃんがあんまり早く起きたから、びっくりして妖精さん達が間に合わなかったんじゃないの?」っと言うとまたベッドにもどり、枕をヒョイっと持ち上げた。「あれ?あった~~~!!!お金が二つもあったよ~~~!!」っと、途端にひよこちゃんの目がキラキラ~~~っと輝いた。「やった~、妖精さんが来た~」っとピョンピョン跳ねながらダディに見せに言った。寝起きで機嫌が悪かったダディは、「何で2つも?」っとマミーのことを見たんだけど、「妖精さん(の代理人)、慌ててたから2つも置いていったみたいよ」っと言っておいた。
と、言う訳で、無事ひよこちゃんにもトゥースフェアリーが来て、アメリカ式の歯抜けの儀式は終了。ひよこちゃんは、大切に2つの硬貨を自分のお金入れの中にしまい、「これもヨーグルト資金にしよう」なんて言っちゃったりして、とても満足そうだった。ところで、これって、次の歯が抜ける時にも妖精は来るものなのだろうか?それとも最初の歯だけ?アメリカ人の友人に確認しておかなければ。