満月🌕に見えるけれど、違うのかしら?14夜くらい?

月は、絶対に遠い夜空に存在して、
圧倒的な存在感で
いつも私の意識に
ここにいるよ、と訴えてくる。

けれど、それはどんなに
手を伸ばして
掴もうとしても、
命を縮めるほど強く求めても
泣き叫んでも、祈っても
努力しても、私には
手が届かない。

小さな願い
わずかな希望
ささやかな夢

私の心にはそれは
けっして届かない。
手にすることができない。
手にできたかと思うと
砂みたいに零れ落ちていく。

満月を眺めるたびに

幾度も思い知らされているようで

ただ、虚しくなる。