障害者として生きるには

プライドを捨てること

が重要になってきます。

このプライドは何かと言うと、

例えば私の例を取ってみると、


私は結婚していました。

マイホームも持っていました。

ペットもいました。

車も持っていました。

正社員として働いて介護福祉士でもありました。

もちろん正社員として働いていましたので住宅ローンも組めて社会的に信用もありました。

このように、社会的信用、ステータスがありました。

しかし、私は双極性障害になりこれらを全て捨てました。

家も売り、嫁とも離婚し、車も売り、ペットも手放し、仕事も辞めました。

今ではニートの実家暮らしです。

社会的にみたら、

みっともねぇな

と言われるかもしれません。

しかし、

お金は溜まってきています。

収入は障害年金のひと月10万円しかありません。


それなのにお金が溜まってきているのは、自分が築き上げてきたステータス(プライド)を全て捨て去ってしまったからです。

世の中の常識は本当に常識なのでしょうか?

家もあり、車もあり結婚して会社員として働く。

これが当たり前、一人前の人間だ!!

と思っている人が多いのでないだろうか?
果たしてそれが当然なのでしょうか?

本当に充実した人生を送るにはその人にあった生き方があります。

もちろん、家もあり子供もあり嫁もあり車もあり会社員として働くことにやりがいを感じて充実した人生だと思える人はそれでいいと思います。

しかし、私はあまり充実した人生だとは思いませんでした。

毎日毎日繰り返される労働に嫌気がさしていました。

そこで、双極性障害の発症。働くことが出来なくなりました。

今でも働くことは出来ません。

しかし、私はそれでいいと思っています。

私の双極性障害

は、切っても切ることができません。一生双極性障害です。

もう立派な障害者です。

これが切れないのであれば、他を切る他ないのです。

健常者として生きようと思えば生きれるかもしれませんがそれは私にとっては通常の健常者より遥かに背伸びをした生き方になるからです。

それは私にとっては耐え難い生き方になります。

なので私はこの生き方を選びました。

周りの目は気にしません。

税金で暮らしている

など言われても気にしません。

私が言ってることは強がりだと言われるかもしれません。

どう思われようが構いません。

これが私の生き方です。

障害者として生きていくことは健常者が当たり前に出来ることが出来なくなっている状態です。

出来ないことは諦めます。

ここで健常者と肩を並べようと思って生きると辛い生き方にしかなりません。

そういったプライドを捨て去ることによって、生きやすくなると思います。

そのための福祉制度は積極的に活用して行くのが重要です。

障害者として私は生きていく

そう決めた時に私は全て捨て去る決意を同時にしました。

今の私のプライドは

私は立派な障害者です。

というプライドしかありません。

障害者には障害者なりに生きていく手段があります。

私はそれを活用して今後も生きていこうと思っています。