障害者といえば、身体障害者、知的障害者、精神障害者とあるが、今回は


障害者と性


について話す。

特に肢体不自由者にとっては、1人でオナニーすることもできない。

しかし、今の日本ではこういった「障害者の性」の問題については触れようともしない。

そもそも健全な人の「性」についても日本は閉鎖的になっている。

昔は民放テレビでも深夜にエッチな番組をやっていた。

しかし、今は全くやっていない。なぜ、そんなに「性」に対してまるで「害悪」のように扱われるのか?

子供にも、「性」というものに触れさせると駄目な風潮があります。

私自身は「性」についてはもっとオープンにしてもいいのではないか?と思っている。

ことさら肢体不自由者の「障害者」においては自己処理が出来ず苦しんでいる人が大勢いることは確かなはずである。

しかし、今の日本の介護では「障害者の性」についてのケアなどの項目はない。


オランダなどは障害者の性については介護のケアの1部として組み込まれている。

しかし、こういった日本の閉鎖的な性について意義を唱える会社も出てきた。


ここは重度身体障害者に対して射精介助を行う事業を展開している。

俗に言う「手こき」をしてくれるサービスだ。

肢体不自由者に取っては身体が動かないのだからこの「手こき」サービスもたいへん嬉しいサービスである。

しかも、サービスは無料(交通費は利用者負担)というのだからすごい。

年金暮らしの障害者に取ってはありがたいサービスである。

しかし、女性は男性みたいに「射精」をすれば終わり、という訳にはいかない。

女性にも「性欲」はあるからだ。

女性の場合は「好きな男性」とSEXをしたいなどの欲望が出てくるはず。

男性みたいに「誰彼構わず出せば終わり」ではない。

障害者の女性の性の問題は非常に難しいと思う。


人間は衣食住の欲求とは別に「性欲」もある。性欲が満たされなくても死ぬことは無い。

死ぬことはないから、現在まで「見て見ぬふり」をしてきたのであろうか?

全ての人間には「性欲」は必ずある。

この欲求に対して全ての人は無関心になってはならないと思う。