先の見えにくい九十九折参道を
 
紅葉と森林浴を楽しみながら進んでいくと
 
見えてきたのが
 
 
中門
 
元来、山麓の仁王門の横にあって
 
勅使門または四脚門と呼ばれ
 
朝廷の使いである勅使の通る門でしたが
 
この場所に移築されたそうです
 
 
途中から石段の参道になり
 
見晴らしの良いところでひと休憩
 

 
巽の弁財天社
 
学芸・財宝を司る福神、弁財天を祀り

水琴窟も付設されています
 
 
本殿へ近づいてきました
 
 
この日は雨が降ると予報されながら
 
何とか降られずに済んだ天気
 

 

転法輪堂

 

平安時代に13年間も堂内に籠り

 

12万遍の弥陀宝号を唱え続けた重怡上人が

 

6万字の弥陀宝号を書いて法輪に納めたのが

 

転法輪堂の名の由来
 

側にある洗心亭は

 

参拝者のための無料休憩所とギャラリーを併設

 

 
本殿金堂に到着
 
鞍馬寺は770年に鑑真和上の高弟
 
鑑禎上人が毘沙門天を祀って創建したと
 
いわれています
 
鞍馬駅からは途中で昼食に立ち寄りましたが
 
約1260m、徒歩30分ほどでしょうか
 

 
御本尊は「尊天」
 
「尊天」とは
 
毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の
 
三身一体の本尊であるという
 
御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉
 
本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が
 
厳かに祀られているそうです
 

 

 
本殿も狛犬ならぬ「阿吽」の虎
 
本尊毘沙門天のお使いである神獣で
 
毘沙門天の出現が
 
寅の月、寅の日、寅の刻とされていることにより
 
五十音が「あ」から始まり
 
「ん」で終わることから
 
「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると
 
言われています
 

 
金剛床
 
本殿金堂前の金剛床は
 
宇宙のエネルギーである尊天の波動が
 
果てしなく広がる星曼荼羅を模し
 
内奥に宇宙の力を蔵する人間が
 
宇宙そのものである尊天と一体化する
 
修行の場となっているのだとか
 
参拝に訪れた人は皆さん
 

手を広げてパワーを吸収されていました

 

今回のツアーのガイドさん曰く
 
△の上に立つのではなく
 
本殿に向かって△の手前で立ち
 
手を大きく広げるのが本来のパワーの
 
受け取り方だと教えてもらいました
 

 
閼伽井護法善神社
 
水の神を奉安
 

 

光明心殿 

 
護法魔王尊を奉安
 

 
本坊(金剛寿命院)
 
前庭「瑞風庭」は
 
奥の院に護法魔王尊が降臨する様子を表現
 

 
奉納絵馬
 

鞍馬天狗は、 鞍馬山 の奥の僧正が

 

谷に住むと伝えられる 大天狗 

 

別名、鞍馬山僧正坊

 

牛若丸 に 剣術 を教えたという伝説で知られ

 

 鬼一法眼 と同一視されることがります

 

鞍馬弘教 では

 

 鞍馬寺 に祀られる尊天の一尊である大天狗

 

護法魔王尊、またの名を鞍馬山魔王大僧正が

 

鞍馬山僧正坊を配下に置いているのだそう

 

 
鞍馬寺開創1250年記念限定御朱印
 
毘沙門天が出現して1250年を記念した
 
特別御朱印で2022年限定授与
 
通常の書置きの2倍の大きさなので
 
御朱印帳の見開きに貼ります
 
 
 
この後は、鞍馬山越えハイキング
 
目指すは貴船神社