なめした鹿毛皮で夫がバッグを作ってくれました。


冬に獲れた若い牝鹿の毛皮。
薄いけれど鹿の子柄が出ています。
尾に近い部分を使用。

傍で見ていても毛皮なめしは手間と時間が掛かります。

猟師のなめした毛皮がなかなかの値段でオークションに出品されてるのを見ますが、猟具、パトロールのガソリン等々費用が掛かる事を思えばせめて手間暇掛けた毛皮くらい、それなりの値段で売らなければ切ない事が理解出来ます。


本物の毛皮は美しい。
色の濃淡、グラデーション。
こんなに可愛い風合いはフェイクでは出せません。



裏側は牛革を使いました。
両面毛皮だと厚ぼったいので。

試作として簡単な作りにしたけれど、ちょっと大きく出来すぎたのでトートバッグに変更予定。


こんな素晴らしい毛皮のほとんどが処分されています。
海外製のフェイクが市場に溢れていますが、安物を着回す年齢ではとうに無くなった私はこのバッグを思い出ある品として大切に愛着を持って使い続けます😊