ひと月前に取っておいた鹿血(ろっけつ)を冷凍していました。




鹿は捨てる所がないほど栄養に満ちており、漢方でも重宝され鹿血酒というものもあるらしい。

中国では生き血を飲むらしいが、私はそこまでチャレンジャーではない。

よく分からないが取り敢えずシメた鹿の頸動脈から流れる血を頂いて、ホワイトリカーとザッと混ぜておき、現場から自宅に持ち帰り冷凍しておいた。

うっかりしていて冷凍庫に入れたのは、血が取れてから翌晩だった。

ホワイトリカーを入れた事により、凍り切らず血がぐにゃぐにゃとしておりますが問題は感じません。

鹿血のレシピをググるとオシャレなフランス料理が出てくるけれど、手が掛かり過ぎるのでまずはデミグラスソースに使って見ることにしました。




ここまでは適当にググッたレシピで手順通りに煮詰めました。

そこに大さじ4杯くらいがちょうどいいかな?と、鹿血を入れます。


臭みが出ないか心配で、中火でゆっくりと加熱。

ところが味見してみると臭みはなく、鹿血を入れた事によりとてもまろやかに美味しくなりました。

家族にも大好評で、早速ハンバーグ、オムレツのソースに使いました♡


やってしまった!
鉄フライパンの酸化被膜が綺麗に剥がれてしまった(^^;
鉄分がたっぷり補給出来そう(笑)
すぐに復活するので私は気にしないけれど、赤ワインを煮込むとこうなるので気になる方はご注意下さい。


それにしてもデミグラスソースなんて手の掛かるものは初めて作りました。
何故か?考えてみました。

鹿の命を頂き最高の食材を頂く以上は、大切に丁寧に取り扱いたかったのだと気づきました。

今日も最高の食事に感謝です🙏✨