「地元の復興に貢献したい」という学生が増えています。
とても素晴らしいことだと思いますが、雇用という視点で見ると
今後しばらくは、東北での採用は減少傾向になると考えられます。
考えられる選択肢は、就職活動するという前提で考えると
次の2つではないかと思います。
1.少ない中から求人情報を探し、東北中心に活動する
2.関東その他エリアに拠点を移し、他大学の学生と同様に活動する
どうしても地元で働きたい、というのであれば
求人は限られるので、業種や職種の選択肢は狭くなりますし
少ない枠に多数の学生が集中すると、倍率は高くなります。
その他エリアでの活動を行う場合は当然、ライバルも増えますが
その分、選択肢は増えます。
このような状況下で家族や親戚を残し、地元を離れるのは
抵抗があるかも知れません。
しかし、仮に地元を離れたとしても
稼いだお金を送ったり、地元の製品を買ったりするなど
様々な貢献の仕方があるはずです。
皆さんそれぞれに事情があると思います。
一番良い貢献の仕方は何なのか、考えてみてください。
ちなみに、就職活動ではないかも知れませんが
起業するという選択肢もあります。
様々なリスクが伴いますが、雇用を生み出す側に
回ることができれば、地元に多大な貢献ができると思います。