5月の自殺者数 1,669人(暫定値) | ochiochiのブログ

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地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

2024(令和6)年5月の自殺者数は、1,669人(男1,127人、女542人)でした。
1月~5月までの累計が、8,520人(男5,788人、女2,732人)。

 

警視庁サイトより

ついでにコメントするなら、男女比は常に2:1と男性が女性の倍となっている。当たり前の話だが、大都市ほど自殺者数が多い。割合まで計算していないので、いずれ割合も計算します。

本当に毎月毎月、1,600人前後の自殺者がいるのは驚きであります。
ここまでの月平均が1,704人。この数字に単純に12か月ということにすると20,448人と今年も2万人ほぼ確定といえます。

毎年毎年2万人もの人が自らの命を絶っているのだ。

これは、おかしいとメディアでは一向に騒がない。
紅麹という本当か嘘かわからないが、その死者との数を比べてみよ。

明らかに、はるかに自殺者数の方が多いのだ。
なのに何も騒がない。

この国は狂っているのだ。

さて、このブログくらいでしかこういうことは取り上げてないようだが、ついでにここまで来たのなら日本も「尊厳死または安楽死」を考える必要がある。
遅すぎるといってもよい。
そもそも自ら命を絶つということをなぜか日本人は話合いもしない。
避けているのか?自殺する人はなんとしても阻止するのが当たり前と思っているのか?

もし貴方が五体満足でなかったら、果たして生きていようと思うのか?どうか?
そこにすべての焦点がある。

最近の日本人はあまり他人に干渉しないが、そのくせ何かあるととことん干渉しようとする。
要するに個人を尊重していないのだ。
生死観というものは、そもそもその人の考え方、価値観のすべてでもある。
そんなに簡単に他人が否定出来るものではない。
しかし日本人の考え方というのは、このへんが曖昧である。

 

酒の席も昔に比べれば、めちゃくちゃ少なくなっていると思う。

別に酒に頼る必要もなく、悩みを打ち明けられる友人、俗にいう親友(心友)に打ち明けるだけで、まったく自分の見えなかった解決策が見えるかもしれない。

そんなウルトラCがなくとも、少なくとも抱えている悩みを話すことで、心が軽くなる。

 

そんな相談の場が今や医者や公共の施設しかない。

医者はともかくも、公共の施設って何?ということになるのが現代人であろう。

ところで尊厳死に話を戻しますが、私は、個人がちゃんとした考えのもとで自らの進退を決めることは当然と思うのだ。
他人に決められるものではないということ。

だからこそ「尊厳死」を認めるべきという主張だ。

ただし、海外で尊厳死が認められている国のように安易に「死」を認めるということはしたくない。
いくつかの条件を満たし、その上で本人に再度確認すべきことだと思っています。

そうは言ってもその前に死にたいと思う人は、絶対に次のことをやっていただきたい。
「断食」であります。
生死の境を一度見る事で本当の自分に出会えるように思うのです。

一番いけないのは、電車に飛び込んだりすることです。
自暴自棄になっているかもしれませんが、それでも多くの人に迷惑をかけてはいけない。