仮想通貨とか新しいムーブメントについていくのは難しいところがあるが、ちゃんと仮想通貨の事を知らないと思わぬ落とし穴が待っている。
問題は、その仮想通貨が単に儲かるものとしか思わせない世の中の風潮でありましょう。
マスコミが上手く説明してないので、私が代わりに解説します。
仮想通貨は単なるデータ。取引の内容はブロックチェーンで証明出来ても、価値の証明にはなっていない。お金と称しているがまったく通常では使えない代物。お金としての機能をほとんど有してないくらいは理解しておいてほしい。
一度落ちたら、貴方の財産はなくなってしまうかもしれない。
キケンから身を守るためには、分からない事はやらないことである。
しかし、人は見栄を張って分からない事をさもわかったふりをしたために経済的にも精神的にも大怪我をすることもあるのだ。
少し前に恋愛のマッチングアプリを悪用する「ロマンス詐欺」というものをご紹介しました。
長崎でも引っかかったというニュースです。
アプリで知り合い仮想通貨“詐欺” 佐賀県で相次ぐ
佐賀県でマッチングアプリで知り合った相手から、仮想通貨の取引を利用した投資話を持ちかけられ、総額６５０万円相当の仮想通貨をだまし取られる詐欺事件がありました。警察が注意を呼びかけています。
警察によりますと、佐賀市に住む３０代の男性は８月、マッチングアプリで知り合った「女性」とされる相手とＳＮＳでやり取りをする中で、仮想通貨を利用した投資話を持ちかけられました。
男性は言われるがままに「仮想通貨交易所」というサイトで仮想通貨の口座を開設し、８月から９月にかけ、仮想通貨総額６５０万円相当を指定されたアドレスに送金し、だまし取られたということです。
男性が取引をやめると伝えると、相手と連絡がとれなくなり、サイトも閉鎖されていたということです。
警察は佐賀県内で同様の被害を複数確認していて「儲かる投資話」に注意を呼びかけています。(九州朝日放送)
恋愛という下心を利用して、投資話を持ち掛けるという手法ですね。
直接に仮想通貨が関わっているわけではありませんが、本当にいやらしい手口です。
そもそもこんなのに騙される人は、「お金とは何か？」がまったくわかっていない。
仮想通貨のように突如として表に現れたものを知らないということは恥ではない。
無知は恥ではないが、罪である。
騙されるから。
昔から、新興宗教だのに騙される人も宗教というのがわかっていない無知が原因。
せっかくなので、新興宗教の見分け方のポイントをお伝えしたい。
少しマシな宗教は、奇術は用いない。これポイント。奇術が出てきたら、その宗教は疑って下さい。
たとえば、オウム真理教は、座禅をして空中浮遊をしていた。これはもう宗教として怪しいと思わないといけない。
第二点目は宗教的知識として、神様と仏様の違いくらい知るべきだ。
人間は神様になれない。
しかし人間は仏様になれる可能性がある。
だからキリスト教などの唯一神教と悟りを促す仏教が同じ壇上で語られる宗教はおかしいと思わないといけない。オウムはまさにこれだった。
三番目のポイントがあるとすれば、やたらと高い壺などの買い物を強制的にさせようとする宗教は絶対に怪しい。
学校ではこういう生きて行く上で大切なことをほとんど教えてくれない。
教育者は、宗教学のイロハくらい理解してないといけない。ここは大いに反省した方がいい。
オウムとうバカ宗教を生んだのは、日本の教育といってもいいからだ。
もちろん、親もちゃんと勉強してないと子どもに誤った道を教えることになるでしょう。
さて、話を戻して、仮想通貨の投資話が出たなら、まず仮想通貨とは何かを知らないといけない。
簡単に上記しているが、もう少し詳しくお話したい。
仮想通貨は、おもちゃのお金である。
厄介なのは、交換所が仲介して、法定通貨に換えてくれる仮想通貨があるということだ。
そもそもがおもちゃのお金で法定通貨と交換なんてヘンでしょ。
よって仮想通貨＋交換所は「詐欺」なのだ。
詐欺だけでもよろしくないのに、環境にも配慮が足らない代物です。
お役人や経済学者は、お金のことがわかる人があまりに少ないので、詐欺と見抜けない。本当に間抜けな連中なのだ。そんな彼らだから経済政策がいつも失敗するのだ。
というかお金の勉強もしてないような経済学者は詐欺師である。
お金は経済の血液によくたとえられる。
であるなら、血液を知らない医療があり得ないのと同じに、お金について何も知らない経済学者は似非経済学者あるいは藪経済学者でしかない。
お金のことがわかれば、その仮想通貨というおもちゃのお金に投資というのもまったくもって詐欺というのもわかる。
幸いにこのページに辿りつけた人は、お金や宗教のことを知ることが出来た。
とてもラッキーかもね。笑