エルサドバトル ビットコインの法定通貨化に反対!? | ochiochiのブログ

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地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

最近は権力者の独断と偏見が政策となり、どこの国民もえらい迷惑になっているようだ。

昨今の世界は、市民の方がはるかに現実的な考えを持っていると思う。

日本でも新型コロナについては、特にそう思う。ただしまだ目の覚めない洗脳されてしまってコロナに怯えている人たちはまだまだだが。

 

先日、ビットコインを法定通貨にしたエルサドバドルでも国民から不人気のようだ。

日本と違い、他の国は迫害やら自由を得るために血の闘争をして来た経緯があるので、気に食わない事があると即大胆な行動に出る。

 

 

エルサルバドルで抗議デモ、ビットコインの法定通貨化などに反対の声
エルサルバドルの首都サンサルバドルで現地時間9月15日、数千人が集結し、ビットコインの法定通貨化やNayib Bukele大統領の動きに抗議したと報じられている。

エルサルバドルは先週、国家として初めてビットコインを公式に法定通貨として採用した。政府は新しい仮想通貨(暗号資産)ウォレットアプリ「Chivo」の提供も開始したが、これまでにシステムが複数回ダウンとしたという。

Bloombergによると、抗議に集まった人々は15日、「ビットコインでだまされた」「独裁にノーを」などと書かれたプラカードを掲げ、サンサルバドルを行進した。抗議デモはおおむね平和的に行われたが、ビットコイン取引を扱う新しいATMが破壊されたという。

エルサルバドルでは、6月に「ビットコイン法」が成立し、ビットコインは米ドルと並ぶ法定通貨となった。支持者は、エルサルバドルが経済的により自立すると述べている。また、国外からの送金コストを削減できるとの見方もある。世界銀行のデータによれば、エルサルバドルで国外からの送金はGDPの24%を占める。

ビットコインは変動性が高いことなどから、法定通貨化にはリスクが伴う。エルサルバドルが法定通貨として採用した初日の9月7日には、ビットコインの価格が一時10%以上下落し、その後回復した。
CNET Japan
 

何度も言ってしまいますが、現行の仮想通貨は詐欺です。

仮想通貨の創設まではいいが、法定通貨と交換出来るようにしてはいけない。

 

もともと仮想通貨は、非中央集権ということが目的だったのだから、これを国が取り込んでしまっては本末転倒。

それすらエルサドバドルの権力者たちはわからないのだ。

当然、詐欺だということもわからないだろう。

 

どうせ他所の国のこと。

ま、勝手にしなさいです。

 

仮想通貨には、お金としての機能がすべて欠落しています。

交換価値くらいはあるかとは思うのですが、それは価値尺度とセットで得られるものであります。ここを分離して考えたらダメです。

つまり仮想通貨では、価値尺度としての機能がないので、価値が安定しないのです。

こんな通貨、ダメでしょ!