こんなオリンピックでよいのか? | ochiochiのブログ

ochiochiのブログ

地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

今回の東京2020五輪を進めた連中は皆、上から目線と何事も他人事的態度さらに回答にならぬ回答を繰り返す壊れたテープレコーダーのような人達ばかり。

オリンピックが優先されても、運動会や文化祭はやっちゃダメ。

緊急事態宣言発出後、オリンピック開幕…

矛盾に思わない人は多いのではないかと思う。

また、そうでなければ、いけない。

そんな政府の態度に反発する人も多かったが、オリンピックが開幕すると・・・。

 

政府の予想通り、始まれば、国民の気持ちも変わるというその通りとなった。

金メダル続出で、ある意味、盛り上がっている…。

TVなども連日、オリンピック情報を中心にしているという事情もあるかもしれません。

 

といってもすべての国民ではない。

ミーハーな国民とでも言えばよいか、スポーツ好きの方々と言えばよいか。

 

私はひと昔前からオリンピックが利権の道具にされていたことを知っていたので、その頃からオリンピックには興味はまったくない。

参加している選手に対しては、日本も他の国もなく、立派な成績を残す人は尊敬しても、オリンピックというイベントには、からっきし興味を持てないのだ。

 

スポーツは、何もオリンピックがすべてではないと思う。

各競技がそれぞれ独自に、野球やサッカーのように運営すればいいとずっと思っている。

何もいまさらナショナリズムを高揚させようなんて時代錯誤もいいところだ。

経済に刺激をとやるのでしょうけど、今回は経済的にはほとんど貢献しない。

否、IOCとパソナは別か。笑

 

パソナ1000%の衝撃!コロナと五輪でボロ儲けのカラクリ
コロナ禍に前年比1000%増――。パソナグループの最終利益が波紋を広げている。今年5月期の通期連結業績予想を上方修正。純利益は62億円と、前年の5億9400万円から実に942.3%アップ、約10倍増となる見込みだ。
大幅に利益を伸ばした事業は、官公庁や企業から業務プロセスの全てを請け負う「BPOサービス」。この中には政府から巨額で請け負ったコロナ対策関連事業も含まれるとみられる。
例えば昨年の「持続化給付金」事業だ。パソナが設立時から電通などと共に関与した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」が、まず769億円で受託。749億円で再委託された電通が子会社5社に流し、さらにパソナやトランスコスモスなどに計417億円で外注――と、血税“中抜き”は猛批判を浴びたが、とりわけパソナの受注費は約170億円と際立って多かった。
五輪関連事業でも「特権」を与えられている。大会組織委員会と「オフィシャルサポーター」契約を締結。先月26日の衆院文科委員会で「人材派遣サービスはパソナしか許されていない。43(の競技)会場の派遣スタッフを頼むときはパソナに(仕事を)出さなくてはいけない契約になっている」(立憲民主党・斉木武志議員)と、事実上の独占状態なのだ。

■コロナで中抜き、五輪ではピンハネ?
究極の買い手市場だからか、国会審議では“ピンハネ”疑惑も浮上。パソナの五輪有償スタッフの募集要項によると、時給は1650円(深夜時間帯は125%の割増賃金)、日給にすれば約1万2000円程度だ。ところが、組織委と委託先の広告代理店との契約書や内訳書には人件費の1日単価は35万円、管理費・経費を含めると日当45万円と出てくるという。
ピンハネ率は97%。代理店からの独占委託で利益が転がり込めば、儲かるのも納得だ。コロナ不況で早期・希望退職を募る企業も増加。再就職支援事業も「好調」というから、まさに「人の不幸は蜜の味」だ。
「会長の竹中平蔵氏は菅首相のブレーン。今も国家戦略特区諮問会議や産業競争力会議の有識者メンバーです。公的機関の仕事に食い込めるのは“政権の友”への優遇ではないのか。違うならハッキリと説明すべきです。政府分科会の尾身会長の『五輪開催は普通はない』発言に竹中氏は6日、『越権行為』『ひどい』と関西ローカル番組でカミついていましたが、開催中止で利益を失いたくないようにしか聞こえません」(経済評論家・斎藤満氏)

日本にも“ぼったくり男爵”は存在する。
日刊ゲンダイDIGITAL

 

ぼったくり男爵とは、竹中平蔵氏であります。

日本をこんなダメ日本にしたよい言い方をすれば「立役者」、悪い言い方をすれば「A級戦犯」であります。

 

また、そのオリンピックに対してスポンサーでもあるトヨタ自動車は、オリンピックに商品たる自動車は参加させてもCMからは撤退。

ただし、他の国ではCMはやっているよう。

日本の傲慢なメディアについて、「ロバの話」で答えている。

 

*   *   *   *

 

「話は長くなりますが、ロバを連れている老夫婦の話をさせていただきたい」

6月11日に開かれたトヨタの定時株主総会の壇上、話題が2021年3月期決算の業績見通しに及ぶと、豊田章男社長(64歳)はおもむろに語りだした。

「ロバを連れながら、夫婦二人が一緒に歩いていると、こう言われます。
『ロバがいるのに乗らないのか?』と。

また、ご主人がロバに乗って、奥様が歩いていると、こう言われるそうです。『威張った旦那だ』。

奥様がロバに乗って、ご主人が歩いていると、こう言われるそうです。『あの旦那さんは奥さんに頭が上がらない』。

夫婦揃ってロバに乗っていると、こう言われるそうです。『ロバがかわいそうだ』。
要は『言論の自由』という名のもとに、何をやっても批判されるということだと思います。

最近のメディアを見ておりますと『何がニュースかは自分たちが決める』という傲慢さを感じずにはいられません」 
「マスコミはもういらない…トヨタ社長の「ロバの話」を考える」週刊現代より抜粋)

 

ところで、今回の東京2020のオリンピックに対しては、新型コロナが蔓延するからと中止あるいは延期を主張する人たちが開幕1か月前までは少なからず多数存在した。

 

その人たちの予測通り、現在を見るに、感染者は大爆発。

ただそれだけのことで、何もいまさら驚くことでもない。

一般の人たちはなぜそんなに「感染者数」を気にするのか?

医療ひっ迫?

そのことについては、「保健所縛り」が問題だと前回記事を載せたので、参照されたい。

 

私個人が思うのは、感染してどの程度の人が重症化あるいは死亡するか?こちらの数字の方が重要である。

これを見れば、別にインフルエンザと大して差はないかと思っている。

 

さて、そんなオリンピックが華々しく(?)行われている影で・・・。

 

子どもが深夜の番組に出られないことは、多くの人が知っている。

いわば常識的レベルのこと。

大人としていいのかな?

っていうより、組織委員会会長そして国会議員がこんな幼稚なレベルでいいのか?

 

大人が子どもを守らなくて一体誰が子どもを守るというのだ。

そういう認識ゼロというのは、本当に危機を感じる。

 

たいていの人は、別にお祭りだし、些細な事では?というかもしれませんが、こういう穴が問題なんです。必ず将来、大きな波として返って来る。

 

権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する。

この意味わかるかな?

 

五輪開会式 深夜の子ども出演が波紋…橋本聖子が4日前に任命
7月23日夜に国立競技場で行われた東京オリンピックの開会式。ネット上では、“ある演出”に賛否の声が上がっている。

23時過ぎに行われた聖火リレーでは、宮城・福島・岩手の東北3県の中高生たち6人が最終ランナーの大坂なおみ(23)に聖火を繋いだ。

この演出にネットでは《被災地の子供たちの聖火リレーは胸熱だった》《感動しました》と賞賛の声があがる一方、深夜の子ども出演に批判の声も上がっているのだ。

《この遅い時間に子供が開会式でてるけどええの???》
《子供があんな深夜まで拘束されるのが違和感しかなかったな》
《子供達出すなら時間考えて開会式設定しなきゃ》

そもそも労働基準法では、原則として児童を午後8時及び午前5時の時間帯に働かせてはならないとしている。またボランティアだったとしても、やはり深夜帯での出演には制限がある。

「東京都青少年の健全な育成に関する条例」第15条の4では《保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、深夜(午後11時から翌日午後4時までの時間をいう。以下同じ。)に青少年を外出させないよう努めなければならない》と記されている。

続けて《2 何人も、保護者の委託を受け、又は同意を得た場合その他正当な理由がある場合を除き、深夜に青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめてはならない》《4 深夜に営業を営む事業者及びその代理人、使用人、その他の従業者は、該当時間帯に、当該営業に係る施設内及び敷地内にいる青少年に対し、帰宅を促すように努めなければならない》とも定められているのだ。

本誌は東京2020組織委員会に「労働だったのかボランティアだったのか」など出演経緯について問い合わせたが、「言及できない」とのことだった。

さらに批判されているのは、深夜の子ども出演に対してだけではない。当初に掲げられていた“復興五輪”の取り扱いについても、疑問の声があがっている。

7月24日朝のフジテレビ系東京オリンピックによると、東北の子供たちが聖火ランナーに任命されたのはなんと開会式の4日前だったという。

番組では子供たちが任命されたその足でリハーサルのため会場へ向かう様子を放送。そして橋本聖子大会組織委員会会長(56)が笑顔で直接任命するシーンも映されていた。

Twitterでは、そうした点についても疑問視する声があがっている。

《開会式の聖火を受け取った東北の子供たちは4日前に急遽声をかけられてあんな深夜までかわいそう。東北をパフォーマンスに使わないで欲しい》
《福島の子供達が開会式に出るやつ、4日前に本人達に知らせたってまじ? それでいて依頼するときに「復興がっ…」て…元は組み込む気じゃなかったんだ?》

平和の祭典、オリンピック。子どもたちに、被災地に、そして全ての国民に平和が訪れる日は来るのだろうか……。
女性自身

 

そしてさいごに「五輪弁当事件」。

 

かつて「もったいない」を世界に知らしめた日本が…。

 

五輪開会式で余った弁当約4千食廃棄 国会でも問題視
衆院内閣委員会の閉会中審査が7月28日開かれ、丹羽秀樹・内閣府副大臣は、東京五輪の開会式当日にボランティアら向けの弁当約4千食が余り、多くが廃棄されたことを明らかにした。
丹羽氏は、4千食の余りが出た理由について、「発注量の多さと、発注に対する当日のシフトの実需との差がかみ合わずに食品ロスが大きくなった」と釈明。「夏の時期ということもあり、衛生上、原則廃棄せざるをえなかったと聞いている」と話した。
委員会では、立憲民主党の柚木道義氏が「都内でも生活困窮者が、NPOが行っている食料配布会に列をなしている。事前に自治体、NPOと連携をとって、生活困窮者のために廃棄されるもの(弁当)を使っていただけるように切にお願いしたい」と求めた。
内閣官房が朝日新聞の取材に説明したところによると、4千食は23日開会式当日の国立競技場で生じた余りのみをカウントしており、開会式以外でも弁当が廃棄された可能性がある。弁当が余った理由については、「当日、忙しくて弁当を食べる余裕がなかったボランティアがいたためと聞いている」などとし、「無観客になってボランティアの数が減ったことによるロスとは聞いていない」とした。
弁当の廃棄を巡っては、24日に放送されたTBSの報道番組「報道特集」で指摘されたことを受け、内閣官房が組織委に確認していた。
朝日新聞デジタル

 

まさしく税金をドブに捨てる。

そのままんまじゃないですか。