消費増税の「悲惨すぎる結果」が判明…日本の景気、打つ手はあるのか
悪い数字のオンパレード
ここ10日間に、10月の経済指標が出てきたが、それらはおしなべて景気後退を示唆するものばかりだ。いよいよ統計上も、消費増税による日本経済の悪化が明らかになってきたといえる。
以下、具体的な数字を並べてみよう。
経産省が11月28日に発表した10月の商業動態統計によれば、卸売業は前月比▲8.2%、前年同月比▲10.0%、小売業では前月比▲7.1%、前年同月比▲14.4%といずれも大幅な低下。
財務省が11月28日に発表した10月分貿易統計によれば、輸出は前年同月比▲9.2%、輸入は▲14.8%とともに大きく低下した。
経産省が11月29日に発表した10月の鉱工業指数によれば、生産指数は、前月比▲4.2%、前年同月比▲7.4%と大幅な低下。10月の出荷指数は、前月比▲4.3%、前年同月比▲7.1%とこれも大幅低下。
厚労省が11月29日に発表した10月の一般職業紹介状況において、10月の有効求人倍率は1.57倍で、前月と同じ水準にとどまった。
総務省が12月6日に発表した10月の家計調査によれば、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり27万9671円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比5.1%減少した。
内閣府が12月6日発表した10月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が前月比5.6ポイント下落の94.8だった。
実際に数字が出てみて、やっぱダメだったかみたいな・・・。笑
こんなことを言っていること自体、アホウだ。
日本という国は、昔と何ら変わってない。
あの大東亜戦争をやっていた頃とちっとも変ってないのだ。
当時の昭和天皇は、杉山元参謀総長に「絶対に勝てるのか!」と大声で尋ねたそうだ。
杉山はモゴモゴしたらしい。『杉山メモ』という形で今日まで遺っているという。(「絶対に勝てるか」“抹殺できなかった公文書”が伝える昭和天皇の大声)
しかし何が戦争へと導いたかと言えば、当時の空気というやつだ。
気合で何とかなるとか、体育会系のノリというか、組織を乱すのはご法度とか、空気を読めとか、いつも日本人というのは、そんなことに忖度ばかりしている。
外国人から見たら一番奇妙なことに見えるに違いない。
あなたの意見はないの?って聞かれるはず。
いい加減、日本のそんな風潮止めればよいのに。
やれば抵抗勢力として今度は仲間外れ・・・それで済めばいいが。
まったくこの国はおかしい。
こういう理論が企業の隅々まで行き渡っている。
仕事で何が難しいかといえば、仕事より人間関係が一番難しいのだ。
もうひとつ。
経済もわからない人間に外交などなおわかるわけがない。
だからここのところいつも日本は蚊帳の外。
ということは、現在の自民党(共闘する共産党も)には使えないヤツばかりということだ。
そんな人間たちにいつまで政権を委ねているのか?
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