武器によって平和は訪れない | ochiochiのブログ

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地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

12/8といえば、1941年(昭和16年)、トラトラトラの暗号通信を合図に米国ハワイ州オアフ島の真珠湾米軍基地を奇襲し、太平洋戦争が始まった日でもあります。つまり開戦記念日。

 

元々は、ワシントンで交渉していた野村・来栖両大使がアメリカ側に最後通牒を手渡してから攻撃を開始することになっていたが、一説には前日の晩餐会で酔いつぶれた外務省の怠慢で最後通牒が遅れたため、事実上、奇襲攻撃となってしまった。

アメリカは「リメンバー・パールハーバー」といい、今でもこのことを根に持っている。しかし事実はどうも暗号通信はバレていたようで、わざとアメリカは日本に攻撃させたとも。厭戦気分のアメリカに刺激を与えるためとも。
いずれにしても歴史に隠された真実は当事者しか本当のことを知らない。

 

この戦いによってその後、日本の敗戦、そして敵国条項(↓の動画でも出てきますので参照)、日米関係や隣国などの関係に大きな足枷(あしかせ)を残してしまった。なんたって無条件降伏ですから。

反面、平和国家への道を歩むようになったことも事実だ。

 

戦後、焼け野原と化した日本は、当時の日本国民の筆舌に尽くしがたい飢えと屈辱に耐え、不屈の努力によって、そして米ソの冷戦と朝鮮動乱という神風の結果、目覚ましい発展を遂げたというのは、敗戦国なのに何とも皮肉なことであります。

これはドイツもそうだから、歴史は実に面白い。

 

しかしそんな日本もろくでもない政治家と官僚(裏にはジャパンハンドラーズと呼ばれる悪いやつら)によって、昭和の繁栄を打ち消すようにこの国は坂を転げ落ちて行くのでありました・・・。

 

そして12/8といえば、1980年(昭和55年)、ビートルズのジョン・レノンがファンに射殺されるというショッキングなニュースが全世界を駆け巡った。

その結果、ロックは徐々にその魂を失い、いまでは魂の欠けた芸術へと変化していくのであった。

 

そんな因果な日付でもある前日に山本太郎氏が横須賀を訪れ、「おしゃべり会」を行ったので見に行ってみた。

本当は、横須賀の繁華街である駅前にて「街頭記者会見」を行う予定だったが、当日があいにくの雨天予報であったため、開催の前日に屋内での「おしゃべり会」に変更となったのです。

 

会場は、ギューギュー詰めの超満員。

熱気を帯び、進次郎氏のおひざもと、そして米軍基地のある横須賀、それにちなんだ質問があり、内容もとても濃いものではなかったかと思います。

ただ若い人がもっと参加するとよかったと思う。けだしそれだけ超高齢社会なのかもしれません。

 

https://www.youtube.com/watch?v=4C49GhBFVH8

 

動画で面白い箇所

 

・軍事に関すること
8:35~10:35
1:05:45~1:16:10←敵国条項について
1:16:35~1:36:25
 
・国会議員の各党の皆さんは、国の借金は国民の借金ではないということをご存知なのでしょうか?(お金について)
1:37:00~2:27:20
 
核のゴミをどうすべきか? 辻村ちひろ
2:39:20~2:43:35
奇しくも1995年の12/8に福井県の高速増殖炉(Fast Breeder Reactor、FBR)「もんじゅ」でナトリウム漏洩事故が起こった日でもあります。
このことは、のちに事故隠しが問題にもなった。
そして夢の原子炉とも呼ばれた「もんじゅ」ではありますが、2016年12月21日、廃炉が正式に決定。
夢は夢のまま終焉することになった。
ところで、私の知る限りでは、もう世界のどこにも高速増殖炉を運営している国はない。間違っていたらご指摘を。
 
さいごに、この講演の数日前、12月4日、アフガニスタン東部で車で作業場への移動中に銃撃され、非業の死を遂げた中村哲医師は次のようなことを述べていたそうだ。
 
「お金があれば幸せになれるという迷信、武力で平和は守れるという迷信に惑わされないでほしい。本当に人間にとって大切なものは何なのか、大切でないものは何なのかを考えてほしい」
 
 
Imagine