近未来の姿~体内にチップが埋め込まれる日~ | ochiochiのブログ

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地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

SFの世界でもまだ現実にならない技術はたくさんあります。
「タイム・トラベル」「ワープ」「スターゲート」あるいは「転送装置(どこでもドア)」「フードプロセッサー(メニューを言えば料理が出てくる装置)」など、時代を経たからといっても技術進歩はまだまだ何も出来てないようなものです。
ついでをいえば、月に約50年前行ったとされるが、なぜその後一度も行かないのか?(一説には月になど本当は行っていないとも言われている)
 
ところで、かつて「ボーグ化する人間」と題して記事を書いたことがるが、いよいよそんな感じになりつつあります。
 
ボーグって何!?
若い人はご存知ないだろうし、年配者でもSFに興味のない方はご存知ないだろうから、まず「ボーグ」について説明しよう。
大昔のSFで「スタートレック」(1966年スタート)というアメリカのTVドラマがあった。当時から20年間くらいは大人気の番組でした。
その後もマニアックな人たち(トレッキーという)が世界中に多くいるので、映画として作品が作られ続け、根強い人気を誇っている。
「スタートレック」で使われている未来テクノロジーが日本のアニメにも大きく影響を及ぼしているのだ。
 
この「スタートレック」で人類の最大の敵となるのが、生物と機械の融合された「ボーグ」といわれるものだ。
説明は非常に難しいが、ボーグは個性がない。
集合体の意識をボーグ全員が共有し、ボーグこそ完全な生命体と思い込んでおり、すべての生命体はボーグに同化されるべきとの考えから、地球人も狙われるのだ。
 
イメージ 2
AI技術の果てにアンドロイド(携帯情報端末用ソフトウェアのプラットフォームではない)という人間型ロボットがあるのだが、ボーグは生命体に機械が組み込まれたものだ。
「新スタートレック」では、データというアンドロイドが登場し、人間の感情を持たないアンドロイドの葛藤がみられる。
前作の「スタートレック」においてもバルカン人・スポックという異星人が地球人と一緒になって働いているが、感情豊かな地球人と論理至上主義のバルカン人との絡みが面白い。
 
ところで昨年すでにアメリカで話題となっていた「マイクロチップ・インプラント」。
チップを体内に埋め込むのだ。
体に埋め込んだマイクロチップで「オフィスの出入り口を解錠や施錠」「お金の支払い」「パスワード認証」などに利用するという。
 
すでに軍人にこの体内チップは利用されていたという話もある。
どこに埋め込むかというと、親指と人差し指の間、ツボである「合谷」のところ。下記画像参照。
 
イメージ 1
一説にはこのチップは単に情報があるだけでなく、殺人兵器としても使用されるとか。
チップの中に人間を即死させる毒も入れているというのだ。
この仕掛けによって社会にとって不都合な人間を抹殺するのだ。
誰によって???
答えは考えて下さいね。
ついでに「社会」って何かということも。
 
それはどこまで本当かわからないが、そんな話もあるということを頭の隅に次ぎの記事を読まれたい。
 
体内にチップ埋め込み
車のキーを持ち、家を出る時は鍵を閉め、会社の入り口では社員証をかざして通り、帰路通うジムでは会員カードを取り出す。それがもし一つで済むなら?いや、何も持たずに済むなら?…というテクノロジーがじわじわと進歩している。腕にマイクロチップを埋め込み、その腕を振るだけで買い物ができたり、コンピュータにログインしたり、予約した列車に乗れるという、究極の「ウェアラブル」だ。
このマイクロチップは米粒ほどの大きさで、埋め込むこと自体はピアスの穴を開ける程度の簡易な作業。AFP通信やビジネス・インサイダーが伝えたところによると、スウェーデンでは既に3000人近い人々が腕にチップを埋め込み、日常生活に役立て始めているという。例えば28歳の女性は、オフィスやジムの入り口でチップを埋めた腕を振ることで、鍵を使わずにドアの開閉をしている。また、スウェーデン国鉄では昨年から、手に埋め込んだチップをスキャンすることで、チケットの購入履歴を読み取って“検札”できるようにもなっている。
米・ウィスコンシンの企業でも昨年、社員が腕に埋め込んだチップで、社内の自動販売機でスナックを買えたり、コンピュータにログインしたり、コピー機が使えるようになったりして話題になった。
確かにこれなら、鍵やカード、社員証を持ち忘れたとか、モバイルチケットなのにスマホの電池が…などという心配は無用だ。もっとも、体内に埋め込むことによる健康上の問題や、情報をハッキングされる危険性、ドアの開閉のために使うつもりが、逆に行動監視につながらないか、など、多くの疑義も呈されている。
生体認証の議論も道半ば、体内に埋め込まれたチップがパスポートや財布代わりになる日がすぐそこまで来ているのかもしれない。(OVO)
 
なんか一見、未来だなぁと思われるかもしれないし、そんなの嫌だよと思うかもしれない。
見方は人それぞれだと思う。
 
また平行していろんな技術が出てきている。
ドローンは、移動型監視カメラとなる。(超小型の蚊のようなドローンもあるようだ)
昔からある盗聴器は、インターネットがそれに代わるだろう。
あなたのデータや検索したもの、あなたの行動、何から何まで筒抜け状態になるのだ。
これで個人情報云々とは、笑止とは思わないか?
 
これがどういう意味を持つか?
これだけは言える。
人は家畜同然になるということ。
 
人間は何のために生きるのか?
根本的哲学を必要としない社会になるということだ。
 
わかりますでしょうか?
果たして、未来は明るいといえますでしょうか?
 
人類は一体何のために存在するのか?
ボーグの声が聞こえてきそうだ。
「抵抗は無意味だ!」(Resistance is futile!)
 
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