学校帰りの小学生を見て
自転車の男の子たちを見て
時々
人を赦すことができない
理由が頭の中に
駆け巡ってきて
ここに吐き出してしまいたくなる
でも
それはきっと
私にとっては
毒を吐くことになるから
のどの奥に飲み込んでしまう

人を赦すことができない自分を
時々毒を吐きたくなる自分を
持て余した時も
あるけれど
今は
そんな自分を自分で
許している

ここでは
私の中で時々
駆け巡る毒は
吐かないでいたい

この場所では

毒を飲み込む自分を

自分で褒めてあげたい

今書いていることが
すでに毒かもしれないけれど…