朝、君の前に座った
会えなくなって
何回目のお正月?
5回目だね

考えると気が遠くなりそうだよ

夕べは
紅白を見ながら
君の話をした

音楽の話になって
RADWINPSの
「会いたい」という曲がいいよ
ただ、聞くたびに泣けてくるけど

話したら
お父さんが
RADWINPSってTが好きだったって
つぶやいて…
君のお通夜に流した
「なんでもないや」
あの時はバタバタで
この曲にして下さいと
葬儀屋さんに話したけれど
曲の記憶は全然ないんだ
と言っていたよ

でも
つらい記憶は何度も
フラッシュバックして
当時に一瞬に引き戻されるって

普段は
自分から君のことを
ほとんど話さないお父さんだけど
珍しく話していた

普段は口にしない
でも
家族みんな
それぞれが苦しんでいる
悲しんでいる

君がいてくれたらと
君のいない現実が夢ならいいのにと



新年から
しんみりした内容に
なっちゃった…

君のお年玉も
準備してるからね