母親が9月上旬にまた骨折をした。
今度は右腕の上腕部。
また自転車からの転倒によるものだ。
以前の圧迫骨折も自転車からの転倒で今度も転倒とは…
なんというショッキングな話だろうか・・・。
ADDであろう私が、母の介護生活を送ることも
私に与えられた「試練」なのかもしれない・・・。
母には6月に介護認定を受けさせ、要介護1の認定を受け、
それまでは家事や通院以外、
特別にこれといったことをしてあげられなかったが、
ようやく市内にある地域包括センターに相談をした。
9月にケアマネを紹介され、
ようやく訪問看護師、理学療法士の方々などに
来てもらっている。
母にとっては誰かが来てくれたほうが嬉しいようだ。
よくしゃべる。機関銃のようによく喋る。
やはり、私だけではダメなのだ。
介護は協力が必要なのが痛感している。

母が、8月1日に眼科で、右眼が緑内障になっていると診断された。
母は既に視野狭窄(視野の一部が欠けて見えていない状態)が始まっている。
眼圧を下げる目薬をもらって、以来毎日寝る前に一回、
母に点眼している。

そう診断された時、私は固まった・・・。

緑内障は失明になる疾患・・・
そうどこかで訊いたことがあるからだ。
実際、ネットなどで緑内障と検索かけても
失明の原因の一位は緑内障のもよう・・

しかし医師は目薬を忘れなければ、視野狭窄は防げると、
軽い調子で言う。

そりゃ、自分の親でもなんでもないもんな・・・。
なんて思いながらも、
目薬を忘れなければ大丈夫という言葉を
頭の中で反芻する。
大丈夫なのかな・・・。そう信じるしかないよね・・・。


私も右眼は子供の頃より弱視で、
視力が矯正しても0.1以上は出ない。
左眼は0.2だが、近視で1.2まで見えるので、
片眼でも眼精疲労やら眼精疲労に伴う
首こり、肩こり、緊張性頭痛等はある。
だが、日常生活していく上では、とりあえず左目だけで
それほど困ることはない。

しかし母の場合は深刻だ・・・。

母は18年前に左眼が、網膜の血管がつまってしまい、
血液が流れない(=網膜にある動脈が閉塞してしまった)疾患を患い、
この疾患により視野狭窄がある。
この18年間、眼の半分ぐらいの視野は半分ぐらい保たれていた。

しかし緑内障と診断された3~4日後、
「どうも左眼の見え方がおかしい」と訴えてきたので、
急いで近所の眼科クリニックに連れて行ったところ、
今度は「左眼が全体的に眼底出血していますねぇ・・・」
とのこと・・・。

どうやら、網膜内の閉塞していた動脈の血管か
静脈の血管か解らないが、血管が破れてしまい
眼底内に出血を起こしているらしい・・・。

その眼底出血が原因で狭窄していない見える部分までに
影響が及んでいる模様・・・。

出血を抑える薬など二種類の薬をもらって、
帰りに地元のスーパーで
久しぶりに母の大好きなお寿司を買って帰った・・・。

しかし、失明の危機を感じている母は
相当、精神的ダメージが大きかったらしく、
私に八つ当たりするようになった・・・。

「行き遅れ!!」「出来損ない!!」

大きな声で叫ぶ母。

毎日のように、大声で言い合いになり、
そして、私は大声で泣く・・・。
こんな時に限ってパニック障害の薬であるソラナックスが切れていて
心療内科は休み。
過呼吸になりそうになり
空気を吸おうと外に出ようとすると、

「眼の見えない私を置いてどこに行くんだ!!」
と叫ぶ母・・・

近所にも、たぶん響いているだろう・・・。

母は、人より手のかかる私に
全力投球で尽くしてくれた。
子供の頃から、過保護と言われていた。
いじめられた時も、いつも味方になってくれた。

私が弱視と解った時、
既に9歳だから手遅れかもしれないと言われたが、
本当に少ない可能性に欠けて、どうにかして治してやりたいと
毎日のように1時間超かかる眼科に、連れて行ってくれた。

病気の時は、自分のことよりも私を優先した。
入院した時も、毎日見舞いに来てくれた。
私が父親に殴られた時は、
「私を殴りなさいよ」と
父親に向かっていってくれた。

そんな風に、私は手に余るほどの母の愛情を受けて育った。
感謝してもしつくせないほどのはず・・・。

何故、母の辛さをもっと理解してあげられないのだろう。
母には、私しか居ないのに・・・

私は爪の先ほどの恩も、まだ返してあげていない・・・。
母は辛い時なのに・・・。
身体は要介護1の状態なのに・・・。

ごめん、ママ・・・。
明日からは、優しくするから、
緑内障でも、希望を持って欲しいな!

二つ以上のことをすると、ミスをしてしまったり、

一つが抜けてしまう特性があるADHD(ADD)の私にとっては

これは、危険なゲームだと思う。


某ゲームの歩きスマホ、

定型な方でさえ危険なのに、

ADHDでこれをするのは・・・うーん"(-""-)"

定型の友人等と一緒に歩いて、

もう一人が誘導役をしてくれれば大丈夫かもしれないけど。


それとADHDには夢中になりすぎるとそれしか見えなくなってしまう特性もあるから、

はまって抜け出せなくなりそうな悪寒も・・・。


日常生活がおざなりにならない程度に、

うまくやれればいいのですが、

それが私には無理そうなので、敢えてダウンロードしないことにした。