経穴 (けいけつ)
漢方医学の概念で、体内の異常に応じて体表の特定の部位に対応して現れるものです。
指圧、鍼、灸で刺激を与えると体調の調整、諸症状の緩和を期待できます。
風邪の症状( 熱っぽい、セキが出る ,鼻づまり)
頭痛、肩や首のこり、のぼせなど効果のあるツボを紹介します。
風邪をひくときは、背中にある「風門(ふうもん)」というツボから
「風」の邪気が入り、この風池で「池」のようにとどまるとも言われています。
人の身体は、体温を一定に保つために
疲れたり、身体が冷えたりすると身体の表面が硬くなって、熱が発散できなくなります。
風池のつぼは余分な熱のバロメーターです。
余分な熱がたまっていると、押すと痛みがあります。
耳の後ろの骨と、後頭部のくぼみの中間あたりに位置しています。
〈風池の押し方〉
風池のツボを親指で指圧し、4本の指は頭をささえるようにします。
ツボを 3~5秒親指で気持ちがいいと感じる程度にやさしく押します。
3~5セット行ないます。
骨の奥深くに神経がとおっています。
血液の循環を良くし、頭部や首の凝り・疲れを取り眼精疲労にも効果的です。