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単なる覚え書2

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「カカオ-ハイブ激突した本当の理由、 「ファンダムプラットフォーム」の未来は?

SM買収戦の本質はプラットフォーム確保戦争···
「Weverse-Bubble」二大プラットフォームの地殻変動を予告」

という記事が4月4日にでて(参考参照)

ハイブは元々Weverseを強化するためにSMアーティストが欲しかった(本音)のでSM買収から手を引くためにカカオが出した条件は「渡りに舟」だったと思います

※もし、下記記事内容ですべて合意した場合一番得するのは知的財産権を持ったハイブでカカオのうまみは大部削がれる気がします(何しろSM色を残しながらの楽曲制作等大変な部分に関わる必要や責任はハイブにはなく、利益だけは大幅にup!!)

※Weverse(HYBEとNAVERが共同出資)に「SM1.0」世代は招待されないような記事もありましたが蓋をあければ・・・(で、カンタさんは?)

 

 

 

[単独] SMアーティスト、ウィバース入店する… プラットフォームコラボレーションの可視化
入力2023.04.14
イ・ウンヨン記者

https://n.news.naver.com/article/366/0000893681?sid=101

(一部抜粋要約)

ボアからエスパまで… 「荒野クラブ」から移り
14日、エンターテインメント業界によると、ハイブとSMはウィーバースにSMアーティストを入店させることに合意し、これに関する具体的な内容を調整中だ。ハイブとSMは近いうちに入店時期と方式などに対する合意案を発表するものと見られる。
合意案にはSMアーティストたちのアルバムやグッズ(企画商品)などを「ウィーバースショップ」で流通する案も含まれていると伝えられる。ウィバスショップは、ウィバスカンパニーが運営する電子商取引サービスだ。SMアーティストらの有料ファンクラブサービス運営権もウィバスが確保することになると見られる。
ファンダムプラットフォームの競争力は、入店アーティストの量と質に依存。ウィーバースは巨大なファンダムを持つSMアーティスト10チームが一度に入店することになり、成長が加速するものと見込まれる。

 

但しファンダムコミュニケーションプラットフォーム「バブル」を運営しているSM系列会社ディアユには多少影響がある見通し。

・ディアユはSM子会社であるSMスタジオスが株式42%を保有した系列会社

SMアーティストは荒野クラブと共にバブルに入店し、ファンダムとコミュニケーション
ディアユは年初、NCソフトのファンダムプラットフォーム「ユニバース」を買収し、ウィバスと両江構図を描くことになった。現在ユニバースに入店していたアーティスト36チームが順次入店中だ。両社が入店アーティストを増やすことに注力している中、ウィーバースがSMアーティストを一度に持ち込んで、アーティスト確保競争に火がつく見込みだ。SMアーティストがウィーバスに入店してもバブルの利用を中断しないようだ。

 


Weverse
SNSのように掲示文とコメントを通じて疎通

他にもコマース、オンラインコンサートなど2次コンテンツ事業も網羅

 

Bubble

アーティストとの1:1対話サービス

約3割の営業利益率。 

所属アーティストのラインナップがしっかりしており、入店契約にも体力消耗が少なく、これといったマーケティング費用もかからない「目玉商品」  

 

 

 

[コンテンツ市場は今] 

■カカオ-ハイブ激突した本当の理由、 「ファンダムプラットフォーム」の未来は?
SM買収戦の本質はプラットフォーム確保戦争···

「Weverse-Bubble」二大プラットフォームの地殻変動を予告

http://www.bizhankook.com/bk/article/25441

2023.04.04(火) 17:00:33

[ビズ韓国]「SMエンターテインメント買収戦」がハイブの中途下車で一段落した中で、IT-エンターテインメント業界が描く「ファンダムプラットフォーム」の未来はどんな姿だろうか。 スターとファンをつなぐという趣旨で導入されたファンプラットフォームは、今やKポップ市場で最も潜在力のある新事業に位置づけられた。 「バブル」をサービスするSM子会社ディアユーは時価総額1兆ウォンに肉迫し、ハイブが作ったウィーバーズは昨年第3四半期まで売上2212億ウォンを記録した。 
 
両プラットフォームはファンとの疎通方式で克明な違いが現れる。 アーティストとの1:1対話サービスだけに集中するバブルとは異なり、ウィーバーズはソーシャル·ネットワーキング·サービス(SNS)のように掲示文とコメントを通じて疎通する。 入店したアーティストが違うのはもちろん、提供するサービスカテゴリーにも違いがある。 これに対しカカオ-ハイブ間の合意を土台とするプラットフォーム事業分野「同盟」がどんな形で展開されるかによりファンダムプラットフォーム市場にも地殻変動が起きるものと見られる。 

「Hiveの未来で最も重要な軸であるプラットフォームに関してカカオとの合意を引き出し、個人的に非常に満足している」 先月15日に開かれた寛勲フォーラムで、バン·シヒョクハイブ議長はSMエンターテインメント買収中断と関連してこのように話した。 「グローバル成長動力の一環としてKポップの規模を大きくする必要がある」という意見と「そのお金をグローバル市場で未来的で革新的に使うのが良い」という意見の間で悩んだ末に買収意思をあきらめた彼はSM買収の代わりにプラットフォーム事業拡張を選んだ。 

「ハイブの大敗」ではないかという指摘に「勝敗の観点で眺めることには同意し難い」と言い切った部分ではパン議長の自信もうかがえる。 ハイブは主要事業を大きく레이レーベル(マネジメント·音楽コンテンツ制作)솔루션ソリューション(公演など2次コンテンツ事業)플랫폼プラットフォームに区分する。 プラットフォーム事業の中枢はウィーバーズカンパニーだ。 具体的なプラットフォーム協力方案は公開されなかったが、Weverse-バブルが二分しているファンプラットフォームサービスが次の段階に「進化」するという展望だ。


 #充実した「バブル」 - 1位のWeverseが会ったら 
ハイブとカカオ(SM)が一緒に描くプラットフォーム構想はまだ明確ではない。 ひとまず業界内外ではWeverseにSMアーティストが入ってくる可能性があると見ている。 ハナ証券のイ·ギフン研究員は「ハイブは買収には失敗したが、SMIP(知的財産権)のウィーバーズ協力を引き出すことになった」と評価した。 新韓投資証券のジ·インヘ研究員は「プラットフォーム協力方案がまだ公開されておらず、Hiveの実益が不明だ」としながらもSMアーティストたちが「Weverse」にも入店する可能性が高いと説明した。 

SMアーティストたちがバブルがあるのにWeverseに入ることができると予測する理由は、二つのプラットフォームの性格が区分されるためだ。 バブルは1:1コミュニケーションを模した有料購読型サービスに要約される反面、Weverseは「公式ファンカフェ」あるいは「閉鎖型SNS」形態で運営される。 レーベルアドア所属のニュージンスに限定して運営する「フォーニング」メッセージサービスに続き、まもなくウィーバーズ内の1:1チャットサービスが導入されると予想されるが、これは大きな障壁ではない。 Weverseはコミュニティ機能の他にもコマース、オンラインコンサートなどを網羅するプラットフォームとして機能しており、SMアーティストの場合にも重複しないサービスを活用する余地がある。 これに対しチキンゲームではなく同盟形態で進行されるだろうという予測が出ている。 

ファンプラットフォーム、企画商品(MD)、IPライセンスなど2次IP市場攻略に死活をかけているハイブロはSMアーティストを通じて領域拡張を試みることができる。 エンター社の関係者は「Weverseには有料メンバーシップで楽しめる独占コンテンツもあり、BTSが試みたオンラインコンサートなどサービスするコンテンツが多様だ。 アーティスト入店契約形態が一番簡単で単純な協力方案ではないかと思う」と話した。


#SM買収戦は事実上「バブル」をめぐる戦い···戦略的提携の末には競争構図?
Weverse-バブル協力構想に先立ち、SM経営権を確保したカカオがバブルでどのようなシナジー効果を創出しようとしているのかを覗く必要もある 2022年ディアユーの年間売上は約492億ウォンだ。 2021年にも売上400億ウォン、営業利益132億ウォンを記録し、33.1%の営業利益率を出した。 所属アーティストのラインナップがしっかりしており、入店契約にも体力消耗が少なく、これといったマーケティング費用もかからない「目玉商品」  

大きな枠組みは、先に開かれたカカオ株主総会で紹介された。 
カカオのホン·ウンテク代表は3月28日、株主総会で「SMが保有しているグローバルIPと製作システム、カカオとカカオエンターテインメントが保有している情報技術(IT)とIPビジネスを活用しシナジーを作り出す計画」と明らかにした。 バブルにカカオ系列会社所属歌手が入店するシナリオから、ウェブトゥーン·ウェブ小説企画、公演、MDなど高付加価値2次IP事業でも手を握るものと予想される。 このようなコンテンツが一堂に会したプラットフォームアプリ開発もやはり業界が注目する部分だ。 両社の主力技術と力量を融合·強化し、競争力を高めるという戦略だ。 

ジ·インヘ研究員は「カカオは全世界的に拡散しているファンダムプラットフォームを持っていくためにもSM買収が必ず必要だった」として「海外利用者が多いSMのバブル-カカオトーク間シナジーを通じて内需比重が高いカカオトークの海外進出まで推進できる」と説明した。   

これに対し、Hiveとカカオ-SMがプラットフォーム分野で適切な緊張関係を維持するだろうという見方が出ている。 急進的なプラットフォームの一部サービス統合などは、カカオのプラットフォーム戦略と相反する可能性が高いためだ。  

キム作家大衆文化評論家は「SM買収前の核心はエンター事業ではなくプラットフォームだと思う」として「ハイブが株式を渡して退却する時、それにふさわしいディールはあっただろうがカカオ-SMのプラットフォーム事業に対する無期限的な条件ではなかっただろう」と指摘した。 続けて「プラットフォームサービスの特性上、既存の事業分野とは異なりリスクが少なく拡張力は大きい今後のファンプラットフォーム市場構図が競争か協力かを尋ねるならば戦略的な提携後、結局は競争関係になると見る」と付け加えた。
 
※キム作家

大衆音楽評論家、一日コン·イルパルコンテンツ本部長、韓国大衆音楽賞選定委員、MBC「私は歌手だ」、EBS「スペース共感」企画および諮問委員

←この方が「ITとエンターの結合、最善の結果に終わったSM買収戦」という記事を株主総会前に書かれていますがちょっとおもしろかったので最後に載せておきます(参考参照)

 

 

 

 

【記事】

■ディアユー、今年ファンダム接点がさらに増える···目標価格6.8万ウォン維持-育成証明
入力 2023年4月05日 午前9:18修正 2023年04月05日 午前9:19記事原文
https://n.news.naver.com/article/008/0004871004?sid=101
イ·サミン記者
キウム証券がディアユーに対して目標株価6万8000ウォンと「買収」意見を維持した。 今年の購読数の改善が現れ、最大実績を更新する流れを見せるだろうと予想した。

キウム証券は2023年第1四半期ディアユーの実績で、第1四半期の売上高は前年同期比53.3%増加した179億ウォン、営業利益は前年同期比83.9%増えた59億ウォンを記録し、コンセンサス(証券街展望値平均)に符合すると予想した。 第1四半期の平均購読数レベルは前年同期比58%増の200万を上回るものと観測した。

キウム証券のイ·ナムス研究員は「第1四半期はStray Kids、NCT127、NCTドリームのワールドツアーおよびカムバックが奏効し、EXOベクヒョンの『バブル』(ファンプラットフォーム)開始が購読数レベルアップを導いたものと見られる」として「ここにユニバース向IP(知的財産権)アイブ、MONSTA X、THE BOYZなどの新規IP拡張も発生し既存アーティストと新規アーティストの調和で収益性改善が目立つ展望」と明らかにした。

続けて「2023年は前年対比ワールドツアー回次と回次別の集客人員が同時に増加しファンダムとの接点が劇的に改善される」として「Stray Kids、NCTなど昨年下半期からワールドツアーで活躍したアーティストのコンサートにともなう購読数レベル上昇を勘案すれば、今年のワールドツアー効果は主要IPで
全体IPに拡張され、年中実績改善に寄与するだろう」と見込んだ。

合わせて「中国コンサート期待感が高まっているのもやはり好材料」として「1月末に中国アンドロイドサービスが発売され、安定化期間を経て中国ファンダムの参加はより一層大きくなるだろう。 ワールドツアーと同様、中国でのコンサート再開時に確実な業績改善ポイントを得ることになる」と分析した。

特に「日本JV(合弁法人)が寄与する下半期は営業利益と持分法にともなう純利益改善がより一層目立つだろう」とし「日本から始めた海外IPの入店はバブルのグローバルサービス力量と興行を証明し、追加的なグローバル開発も発生するだろう」と展望した。

また「SMエンターテインメント買収戦の結果によりカカオと中長期的なプラットフォーム協業も可能になった」として「脆弱部門である開発とサーバーなどITインフラのレベルアップを予想する」と付け加えた。


 

 

<参考>

 

金作家の文になる音楽

■ITとエンターの結合、最善の結果に終わったSM買収戦
キム作家
485号
2023.03.27 11:00

https://economychosun.com/site/data/html_dir/2023/03/27/2023032700037.html

企業ドラマだったら「財閥の末息子」を凌駕する設定とストーリーだっただろう。 既存ドラマの中心背景だった20世紀の財閥家は一人も登場しなかった。 その代わり、21世紀の韓国産業を象徴する情報技術(IT)とエンターテインメント、そして金融企業が息詰まる一戦を繰り広げた。 「タンタラパン」だった歌謡界に対する認識を変え、ひいては歌謡界を産業に昇格させ、結局内需用だった大衆音楽をグローバル輸出産業に変えた巨人がいた。 彼の家族として20代から叔父の会社で仕事を始め、共同代表まで上がった人のオイディプス的展開があった。 誰も注目しなかった後発エンターテインメント会社をついに時価総額1位に育てた新興最強者がいた。 コーポレートガバナンスの不当さを暴露し、弱いつながりを断ち切ろうとする金融専門家集団があった。 この上なくドラマチックな人物たちは毎日文化面と産業面、経済面を行き来する行動と発表を続けてきた。 2ヶ月足らずの短い時間にすべてのことが起き、「三国志」で言えば諸葛亮の死程度の段階まで進行した(カン·ユと登愛の歩みを記憶する人がどれくらいいるだろうか)。 今年初めから歌謡界と産業界のイシューをブラックホールのように吸い込んできたSMエンターテインメント(以下、SM)経営権紛争の話だ。

筆者は昨年9月、イ·スマン元SM総括プロデューサーの退場を残念がるコラムを書いたことがある。 彼の個人会社ライク企画とSMの契約早期終了検討ニュースが出た後だった。 彼が予定通り契約を終了し、個人持分を売却したり、あるいは大株主として残っていれば、ありのままの美しい退場として残っただろう。 しかし、「検討」は履行されなかった。


行動主義ファンドが始めたストーリー
本格的なストーリーは行動主義ファンドを標榜したアラインパートナーズ資産運用(以下、アライン)が登場して始まった。 SM持分0.91%を確保した後、ゲームに飛び込んだアラインはイ·スマンがライク企画を通じて21年間1400億ウォンのロイヤリティを受け取ったなど、これまでよく知られていなかったSMとイ·スマンの弱い輪を攻撃した。 世論は悪化し、イ·スマンとSMは窮地に追い込まれているようだった。 結局、1月SMはアライン側の要求を受け入れた。 イ·スマンの義理の甥であり、A&Rパートでキャリアを積んできたイ·ソンス共同代表は、アラインと共に支配構造を改善すると発表した。 これは2月3日、イ·ソンス、タク·ヨンジュン共同代表の「SM3.0」計画発表につながった。 創立以来最大規模の改革であり「ポストイ·スマン」時代に合う内容だった。 そして数日後、もう一人のプレーヤー、カカオエンターテインメントが登場した。 アラインとSMは新株発行および転換社債を通じてカカオが9.05%の持分を獲得する案を決議した。 この決定により、カカオは一気にSMの2大株主の座を占める流れだった。 

まさにこの時点で、イ·スマンは勇退の叙事を自ら崩した。 側近を通じて強い遺憾の意を表明した。 キム·ミンジョンのような人たちが突然現れ、イ·スマン編を自任した。 何の未練が残っていたのだろうか。 いずれにせよ、彼はここでミステリーな決定を下す。 2月10日、ハイブが板に飛び込んだ。 イ·スマンからSMの持分14.8%を買い入れると発表したのだ。 イ·スマンが先にハイブ議長にこのディールを提案し、バン·シヒョクがこれを受け入れた。 板が揺れ始めた。 SMという希代の売り物を巡り、国内2位のプラットフォーム企業カカオと1位のエンターテインメント企業が対決する構図が描かれた。

イ·スマン一時「ハイブには売却しない」
この構図が実現したのがミステリーな理由は2021年にさかのぼる。 彼は当時、自分の株式をすべて売却する意思を明らかにした。 カカオはもちろんネイバー、CJが有力買収候補に挙がったが、ハイブも目をつけたというのが衆論。 しかし、イ·スマンがハイブには絶対売却する意思がないことを明らかにしたという噂もまた衆論だ。 このような流れを知っていた人たちにイ·スマンとパン·シヒョクの連帯はしたがって、衝撃にならざるを得なかった。 当然窮地に追い込まれたイ·スマンと白騎士を自任したパン·シヒョクの間に見えない取引があるのではないかという疑惑が提起された。 ハイブは発表を通じてこの疑惑を払拭した。 それならイ·スマンは一体なぜ? 二つの推測が可能だ。 韓国エンターテインメント産業の象徴のようなSMをIT企業に渡すことはできないという自尊心、あるいは一連の流れから自分が排除されたことに対するモンニ。 理由が何であれ、これによってカカオとハイブがSM買収で取る利益は明確になった。 

まずカカオの状況を見てみよう。

 カカオの傘下レーベルはIUの会社であるイダムエンターテインメントを除けば、これといった成果を出せなかった。 それでもスターシップエンターテインメントがアイブを大成功させたが、会社の沿革を考えると物足りない規模ではない。 

こんな状況でSMを率いることになったら? 上場時、一気にエンターテインメント部門の時価総額1位を狙えるようになる。 SMが大株主であるディアユーのサービス、バブルに自社のプラットフォーム運用能力を結合し、ファンプラットフォーム市場でも大きなシナジー効果が期待できるようになる。 また、カン·ホドン、シン·ドンヨプが属しているSM C&Cとユ·ジェソクがいるアンテナとの協業で芸能界での影響力も極大化できる。 

ハイブにもSMは限りなく甘い売り物だ。

 音源市場で50%以上のシェアを確保することになるのはおまけに近い。 20年以上蓄積されたSMのキャスティング、マネジメント、トレーニングノウハウを活用し、ポストBTS(BTS)の座を狙えるアーティスト企画に大きな力を得ることになる。 次世代主力事業に挙げられるWeverseに既存のHiveとYGアーティストはもちろん、SMとJYPアーティストまで入店させ圧倒的なファンプラットフォームに再編できる。 

SM C&Cもまた新事業進出およびコンテンツ生産の強固な橋頭堡になることはもちろんだ。何よりもKポップビジネスの頂点を記録したハイブローとしては、このビジネスを誕生させた「ピンクブラッド」を輸血したという象徴性まで獲得できる。

ITとエンタの結合により
エンターテインメント史上、空前絶後無割、SMという売り物の前で両社の未来をかけた「銭の戦争」が繰り広げられようとしていた。 SM経営陣の反発、イ·ソンス共同代表の暴露のような大型イシューが連日芸能と産業記事を飾った。 世論戦以後、本格的な物量戦が予告された。 カカオは1兆ウォン以上を乗せる余力があり、ハイブも総力戦を予告した。 しかし、現実はドラマとは違うもの。 結末はつまらなかった。 両社の株価が「トクサン」と株主たちが万歳を叫んでいた時、ハイブが足を引いた。 名分と理由とは関係なく、まるで山王公高を破った北山高のように虚しかった。 いくら良い札を持っていても銃弾が足りなければ「ドロップ」しなければならないのが賭博場の生理だ。 企業買収戦も同じだろうし、ハイブの後ろにはサウジ王家のような強大な前奏がなかったのだ。 

事実上、ゲームが終わった状況で観戦評を残したい。

イ·スマンの持分が誰かに買収される運命だったとすれば、最善の結果で終わった。

ハイブが大株主の地位を得たとしても、ピロスの勝利に止まっただろうし、重なる人材と資源の内部整理も容易ではなかっただろう。 簡単に言えば、ディズニーがフォックスを買収した後に起きた状況が再現されたかもしれない。 

一方、カカオはITとエンターテインメントの結合で新しい方向性を模索することになった。 シナジー効果は、ハイブよりはカカオに適した単語であるためだ。 タイムワーナーとAT&Tの合併と同じである韓国エンターテインメント産業は、ある企業の独寡占体制を避け、新たな局面の競争体制を迎えることになった。 

最後に気になる。

4000億ウォン以上の現金を手に入れた李スマンの気持ちはどうだろうか。 彼がハイブのSM買収撤回を最後まで引き止めたという話で見れば、ひたすら笑っていることはできないようだ。