意外にも読めた月でした。
日にちも多かったけど、体調がまだ多少マシだったからかも。
あとは大学がまだ始まってないからですね。
冊数は25冊
この『ようこそヒュナム洞書店へ』から上が3月の本です。
なかなか表紙が賑やかなのが多いですね。
なお、今月というか現時点で今年1番本になってるのがこちら
感想を記事に書くつもりだったのに、もう3月終わってしまったのでこちらに書くことに。
連作短編の形をとっているので、長編が苦手な方もリズムを取りやすいと思います。
本屋さんでありながら、お客さんのところに外商さんさながら本を売りに行くのですが、そこで持ちかけられた話を元にあらたなストーリーというか人間ドラマがあるのがいい。
温度感も湿度感も高くなく、調子が悪いときにも読める本です。
この静謐な感じで、読み終えたときふぅーっと息をつく感じがたまらなく良かったです。
時代小説の時代ではありますが、慣れてなくても読みやすいと思います。
1番初めの短編で、うん?って戸惑っても、ぜひ2編目も読むと、一気に世界に浸れるかと思います。
とても好きな本でした
〈Amazonより〉
時は文政5(1822)年。本屋の“私”は月に1回、城下の店から在へ行商に出て、20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る。上得意のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は近ごろ孫ほどの年齢の少女を後添えにもらったという。妻に何か見せてやってほしいと言われたので画譜――絵画の教本で、絵画を多数収録している――を披露するが、目を離したすきに2冊の画譜が無くなっていた。間違いなく、彼女が盗み取ったに違いない。当惑する私に、惣兵衛は法外な代金を払って買い取ろうとし、妻への想いを語るが……。
江戸期の富の源泉は農にあり――。江戸期のあらゆる変化は村に根ざしており、変化の担い手は名主を筆頭とした在の人びとである、と考える著者。その変化の担い手たちの生活、人生を、本を行商する本屋を語り部にすることで生き生きと伝える“青山流時代小説”。
おまけ
ブルーピリオドのマンガと小説を買ったので、キャンペーンに応募してみました。
オリジナルクリアファイル当選です。
いまどきハガキの応募は少ないのだろうなぁと思いつつ、何に使おうかなやむのでした。