クリスマスイブ、クリスマスに紹介するのにちょうどいい作品です。




大人買い。

中身を全く読まずに、ただフィンランド大使館とかの人が「フィンランド(ラップランド)あるある」なことが書かれてる作品といったツイートをされていて、関心を持ったのでした。


ちょうど2倍ポイントだったし、書店には一冊ずつしかなかったものを見つけ出して購入です。


読んでとてもよかったなぁ。

刺青のある日本人青年とかって設定をそこまで好ましく思わないのですけど、この漫画に関してはあんまり気にならずに読み進められました。


フィンランドの特に寒い北のラップランドにある小さなホテルにたどり着いた17歳の青年。

身寄りもなくあてもなく、最初は一晩の救護的に泊めたのですけど、ホテルマンとして雇うことに。


3巻までのあいだにジュンの過去が少しだけ明かされるのですけど、すごーく細かいことを言うとツッコミどころがないわけではない笑

そもそもきっとこのホテルに救護された段階からフィンランド語を話してると思われるんですよね。それって彼の過去を見て可能なのかしらとか、それ以外の法的なあれこれとかも読んでいてあまり深く考えてはいけないのだなと。


そんな些細なツッコミに足を止めてしまうのはほんともったいないマンガです。

言っても名作マンガだってあれこれツッコミどころがあって、それをワイワイやるのも楽しみの一つでしたしね。


特にサービスクルーの成長と客とのやりとりみたいな本が好きな方なら全力でおすすめできます。


そしてフィンランドの国の特徴だったり、文化についてもそうですし、時折挟まれる簡単なフィンランド語の挨拶とかも可愛らしい。


良いところばかりではなく、もちろん自然環境など国の位置がらどうしても避けようがない現実もあって、そのへんも日本との違いを思い浮かべながら読んでました。


3巻の終わりにクリスマスイブくらい。

でもこのマンガは最初からずっと雪なので、べつにクリスマスが過ぎても冬の間ならいつ読み始めても楽しめるはずです。


一月、三月、十月…と発売されて、次巻はいつかなぁ。

次巻がとっても楽しみな漫画です。








〈Amazonより〉

新米ホテルマンは、訳アリの17歳

フィンランド・ラップランド地方。
吹雪と共にやってきた、謎の刺青青年"ジュン"を迎え入れたのは
老紳士たちが営む小さなホテル"メッツァペウラ"だった。

新鋭・福田星良が確かな画力で描く、美しくも厳しい大自然と、
その中で生きる、温かい人々の物語をお楽しみください。


↑いまAmazonレビューを見たのですけど、めちゃくちゃ評価高いんですね!

なんかうれしい。




クリスマスイブ日記

今日読んでるのはこちら


毎月2回ほど買う1万円選書的に、ポイント2倍に惹かれて大量買いした一冊です。


なにもイブに読まなくても…ですけど、きっと命とか家族とかをどこかで頭におきながら、読みたかったのかもしれません。


今日はそんなイブを過ごしてます。