上野の東京都美術館に行ってきました!

 

 
 
大好きな曾我蕭白の絵を見に行くため。
 
学部4年後期にまさかの般教を残していたわたしが適当に選んで受講したのが「日本美術学」。
 
日本美術=水墨画くらいしか知識が無かったのに、先生が繰り広げるスライドに目が点。
 
 
私のちっぽけな想像を超えた絵のかずかず。
 
江戸時代あたりの京都の絵師って半端ないと絶句しました。
 
 
たしか受講時は、ブーム直前だったはず。
 
この後に京都国立博物館で企画展が開催されブームとなりました。
 
いろんな番組が特番してくれて幸せだったなぁラブ
 
 
さてさて、円山応挙、伊藤若冲は今も単独で企画展があるくらい人気ですよね。
 
 
しかーし私が愛したのはこの画家(いわゆる"推し")
 
 
なんで上手いのにそんなエキセントリックに書くん??
 
って言いたくなるくらい、子どもも可愛くないし、微笑ましい光景が微妙にグロい場面になる(笑)
 
 
この時代にこんな自由に想像の翼を広げた人がいるんやなぁと。
 
酒飲みで全国放浪しながら、頼まれて絵を描いて金にしていたようなプー太郎なんだけど。
 
 
惹きつけてやまない。
 
何年か前に千葉市美術館で展示があったときも駆けつけました(笑)
 
たいてい若冲や長沢芦雪とかも一緒に展示されるので、何回も同じ絵を見ることになり、見方が変わってきたりしてるのも面白い。
 
 
今日の美術展は人もあんまり多くなくて、待ち時間ゼロ。
 
中も比較的スムーズでした。
 
 
なにより、見にきている人達同士で
 
「あ、あそこに隠れ三日月が!」
 
とか
 
「なんで蛙とフグなん」
 
などつっこんでみたりと、静かながらも絵を楽しんでる雰囲気満載の空気でした照れ
 
すきな感じ。
 
歌川国芳の絵は特にエンタメとして楽しいから尚更だったかも。
 
 
やっぱり奇想の系譜のこの本も最高です!↓
 
(全ての火付けはここから始まった)
 
 
<お土産編>
物販もすっごく充実していたけど、買ったのはこちら。
 
蕭白のマステ
 
(一体いつ使うん)
 
 
蕭白展覧会では必ず買います図録。
 
(しかも表紙飾ってくれて嬉しい)
 
もう二十年近く追っかけてるんだよなぁ。
 
次まとめて見られるのはいつだろうなと思ってたら、会場で「また10年後か」とボヤくお兄さんがいて
 
「同士です!!」と思ったのでした。
 
10年後に再会したい。
 
 
<ここまで読んでくださった方に>
 
お口直しに、上野の桜となんかの花をお届けしますね
 
 
きれいだった。
 
いっぱい咲いてた。
 
 
 
いやー最高のライブじゃなかった
 
展覧会でした!!