興味関心に惹かれ、一気に読了。
21歳男子は、私と同じで大学福祉科だった。
わーかーるー!!がいっぱい。
生活に関心をもつ福祉科の人間は、限界集落や農村の暮らしに関心を持つって結構自然なのかも。
そんな風に感じた。
実際は土地では歓迎ばかりじゃないだろうし、ヨソモノとして、自然のアレコレと向き合う生活。
都会の「嫌いなり、合わないなら、付き合わない」という人間関係では成り立たない暮らし。
ファッションではなく、農村地帯で生きるという、生々しくシンプルに生活のあり方を見られること。これが興味を惹きつける要素かもしれない。
農業高校の方は、三重にある日本唯一の私立の農業高校。
全寮制で、朝からまさに銀匙のマンガの世界。
命をどの高校生より間近に感じる生活。
農業を大好きだと思える教育をしている。
1年最初に全員で、鳥を締めるところから始まるハードモードなカリキュラム。
専攻が6つ分かれており、作物部、野菜部、果樹部、酪農部、養豚部、養鶏部となっている。
有機農法で、自然と共存できるよう指導されている
全学年60人ほど。
採れたての野菜、しぼりたての牛乳などで作られる三度の食事に羨ましさ爆発(笑)
こんな濃い高校生活を送ったら、人生は180度変わるなと思った。
ステキな2冊でした。
21歳男子、過疎の山村に住むことにしました (岩波ジュニア新書)
3,756円
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日本一小さな農業高校の学校づくり――愛農高校、校舎たてかえ顛末記 (岩波ジュニア新書)
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