開けましたね、令和元年おめでとう!
そして平成ありがとう!
平成から令和にかけて
今回は日本海側を旅して来た
富山〜石川〜福井
お目当ては
福井県若狭町にある三方五湖(みかたごこ)
今回はここでカヌーをする予定
お天気は曇天だったり小雨が降ったりと
お天気にはならなかったけど
さっき芽吹きましたってくらいの
柔らかい生まれたてホヤホヤの
新緑を愛でられる貴重な時期
この季節限定の1番の贅沢だ
日本の里山の美しさを眺めるたびに
日本の自然の深さが心に沁みる
多種多様な雑多な雑木林が織りなす
新緑の絨毯と
水が張った田んぼの美しさに
日本人に生まれてよかったなあって毎回感じる
一泊目の宿は富山県南砺市
温泉も源泉掛け流しで
硫黄泉で塩気がある
昔はこの辺は海だったからだって
そして驚いたのは朝食
朝から牛肉ドーン
他にも朝からイクラのこぼれ盛りや
アサイーのムースや
豆乳や塩麹や
女子にも嬉しいメニュー
日本海の新鮮な魚介類に
米が美味しかったなあ
やっぱり水が美味しいからかなあ
次の日はチビのリクエストで
舞鶴まで足を伸ばした
なんでも日本軍の弾薬庫が
廃墟と化しているらしく
廃墟マニアには聖地だとかなんとか
静かな若狭湾に面した三方五湖は
5つの湖が連なる静かな場所で
周りはぐるっと梅畑に囲まれてる
穴場的スポット
近くにはレインボーラインという
道路が通っていて
リフトに乗り継いで頂上まで行くと
すべての湖から若狭湾から
360度大パノラマの世界が広がる
まるで天空のテラス
ここはわざわざ行く価値ありだな
近かったら毎週通ってるかも
そのくらい眺めがよくて人もいなくて
静かで気持ちいい
その日の宿は
湖のほとりに立つ
次の日は朝から小雨でカヌーは諦めて
湖の周りをドライブ
常神半島までちょっと足を伸ばす
猿があちこちにいる
近くには縄文博物館もある
そのお隣には
年縞博物館がある
なんでこんなに横長なのか
中に入るとわかる
三方五湖のうちの1つ
水月湖の湖底からは
年縞と言って
湖底の泥の地層の事で
7万年分の堆積物がボーリングされていて
その長さは45メートルにもおよび
世界最長なんだって
湖底の堆積物を調べる事によって
その時の気象状況や自然環境が
一目瞭然らしい
大山や鬼界カルデラ噴火では
火山灰が積もり
地震では土砂が積もり
7万年分の歴史がわかるのだ
7万年前と言ったら
氷河期とかネアンデルタール人とかの頃だな
地味にすごいな
令和を記念して
年縞の定規をもらった
せっかくなので帰り道は
金沢に寄ってみたものの
あまりの観光客の多さにビビって
和菓子を食べて早々に退散した
我が家の旅のモットーは
混雑、渋滞、人混みは極力避ける
そして旅の〆は
富山名物きときと寿し
きときととは
ぎとぎと光るほどに
新鮮という意味らしい、たぶん
名物のどくろは品切れで
食べられなかったけど
あんまり魚が得意じゃない私でも
新鮮で美味しく感じた
それにどこに行っても
ご飯が美味しかったなあ
水が美味しいって
1番贅沢だなあ
さあ令和の時代は
要らないものはどんどん手放して
ますます軽やかに行くぞ〜