お伊勢参りへGO!②外宮(げくう)編を読んでから

こっちを読むとおもしろいかも★



みんなより一足先に外宮を参拝してパワー全開の私


さぁ お次はみんな揃って内宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)へ

天照大御神さまにごあいさつにいくぞ!


神宮の表玄関でもある宇治橋を渡ると

まだ人影はまばらで広々と感じる


手水舎でお清めしそのまま進む


外宮と違ってずいぶんと広い


粛々といった雰囲気ではないものの

皆がお伊勢さんというだけあって賑やかで

家族連れや団体客でだんだんとごったがえしてきた




参道にはやはり立派なご神木がたくさんそびえ立っている

触れたかったけどたくさん人がいて

恥ずかしくてその機会を失ってしまった

(茨城県民はシャイなもので。。。)

石段を登っていくとそこには四重の垣根に囲まれた御正宮がある


一礼して鳥居をくぐり

御正殿を参拝させていただく


ここに日本の守護神 至高の女神 天照大御神さまがいらっしゃるんだ


はじめまして ごあいさつさせていただきます

いつもこの国をお守りくださりありがとうございます

おかげさまでしあわせにくらしております


一陣の風が吹き込み御正殿の垂れ幕がふわぁ~とまくれ上がった



『我が神ぞ』



そんな声が聞こえたような

気のせいのような


その途端ザザーッと全身に鳥肌がたち

圧倒的な存在感に包まれた


それはすごい威厳に満ちた圧倒的な気高いエネルギー


あの奥に日本の守り神さまが悠久の時を越えていらっしゃるんだ


2000年以上の太古からこの日本を私たちをお守りくださっている


この時代にこの日本に生まれて今ここに立っている奇跡


ぐわぁ~とまたしても涙が溢れてくる


まずい!だって隣に家族いるし


ここでまた泣いてたらかなり浮くでしょう


かなり必死に涙をこらえ目線を上にする



どんどん参拝客がやってきてゆっくり佇んでいる雰囲気はない


でもそのエネルギーがあまりにも心地よくてしばらくそこから動けなかった


するとパパが気を利かせてか子供たちを連れてどこかに消えた


外宮と違って落ち着いて参拝する気にはなれず


そそくさと御正殿を後にする


内宮参拝は神宮会館にでも泊まって早朝参拝するのがベストかも




お約束の新御敷地を拝ませていただき


天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮を参拝する


こちらにはほとんど人はいなくて閑散としている


同じ敷地でもこうも違うものか


こちらの別宮もやはりパワーが

みなぎっていて

どんどん体中に

パワーがチャージされてる感じ



それから参集殿であたたかいお茶をいただいてると

パパたちとばったり合流


子供たちはなんてこともなくただはしゃぎまくってる


次男はどうしても神棚を欲しがって一番安い神棚を買ってあげる

『ニホンノカミシャマ』とご満悦


パパ達がおかげ横丁で時間をつぶしている間

江原さんオススメの猿田彦神社と月読宮を

参拝する気満々の私


みんなと別れて私は1人歩き出した



空は青空 桜は満開 テンションは上がる一方


心の中でケツメイシの‘さくら’をリフレインしながら足取りは軽い


トゥルリ~ラ トゥルリ~ラ


なんだこのテンションの高さは。。。


なんでかしあわせでたまらない


体中にパワーがみなぎっている


天照大御神さまのご神気を存分にいただけたのかな



それから猿田彦神社と月読宮を参拝してパパ達とおち合い駅へ向かう



けっこうな距離を歩き続けたのでみんな少々お疲れ気味

でも駅はもう少し



そんな私たちの横に車が1台スーッと滑り込んで来た



『すいませ~ん 道教えてくれませんか~』



運転席から顔を出したのはイカつい見知らぬ男・・・


一瞬みんなで後ずさりする



・・・・・こ、怖い・・・・・



サングラスをはずすと




・・・・・一同あんぐり・・・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ




その男はなんとっっっ



ひょえ~~~~



義理の兄!!!



っつーか私の双子の片割れのダンナ 



ってゆーか甥っ子の父親



ってか有り得ないでしょ



助手席に私と同じ顔した片割れも涼しい顔してすまして乗ってる



『なんであんたらここにおんねん』

『こっちのセリフじゃあ~~~』



場所が場所だけに関西弁



これは一体どういうことでしょう?????



埼玉からわざわざ甥っ子を迎えにここまで来たんでしょうか?????

だとしたらあっぱれです!!!!!

ってかバカです!!!!!


なんで???どうして???ホワ~イ???



お願い!理由を教えて~~~~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



彼女のダンナは怪しげな謎の風水師(ゴメンうそ!)



彼女たちに言わせるとどうもその日は満月でその中でも最もいい日で

風水的にも最高でこの日に伊勢神宮に参拝したら最高だということで

早起きしてはるばる新幹線に乗ってやって来たという事のようだ

『なんだ~来てるんだったらレンタカーで一緒に回れたじゃん』

『ダメダメ~ 私たちは二人で静かに参拝したいの~』

『あっそ~ラブラブでようござんすね~』

確かに彼女の気持ちはよく分かる

神聖な場所には神聖な静かな気持ちで向き合いたいもの

もしかしたら会えるかと思ってレンタカーで走ってたらしい


さすがソウルメイトだけのことはある

同じ日の同じ時間に同じ場所でバッタリ出くわすなんて!!!

出来すぎたシナリオじゃんか!



よくうちらを探し当てたもんだ



その割には


『じゃあ気をつけてね~』

『うちの息子頼むね~』


軽~~いノリで別れた




一同びっくりする中 甥っ子だけは冷静


『お母さん達と帰るか?』

『いいよ いつでも会えるよ』

『そりゃそうだ 埼玉に帰れば毎日会わなきゃなんないわ』



まだ口をあんぐり開けたまま五十鈴川駅から電車に乗り込む



しかし奇遇だね~とか せっかくだからメシでも

ごちそうしてもらえばよかったとか言いながら

また5・6回の乗換えをして今夜の宿

吉良吉田温泉に着いたのは夕方5:00


目の前が三河湾の静かな温泉地


さっそく温泉につかり今日1日の疲れを癒す


すんごい濃ゆい1日だったな


心地よい疲労感が襲う


外宮で豊受大御神さまにお会いして

内宮で天照大御神さまにお会いして

道端で片割れ夫婦さまにお会いして


それはそれはすばらしいどっきりカメラのような1日でした


そしてその夜空には

見事な満月


おなすさんの

満月お財布ふりふり

みんなで真剣にやっていた私たちはなんてキュート


これで臨時収入は間違いない!



その夜 次男は神棚を抱いて寝たのは言うまでもない


神様~そんな事で怒るほど了見は狭くない・・・ですよね・・・(((( ;°Д°))))





←すごい!!!

←ここにオーブが映ってる

 次男が連れてきたかぁ








もうちょっと・・・つづく・・・