いつか『旅』を『旅』したい ^^
小学生の頃、父から『松尾芭蕉』『与謝蕪村』『小林一茶』の本を贈られました。
東北から江戸、関西に及んで旅をした芭蕉。
東北では岩手県の平泉、山形県の山寺、宮城県の松島…と多数の句を遺しました。
父と娘の日帰りdateで『奥の細道』で詠まれた場所を訪れたことがありました。
広がる風景、風、音、香り…。
句を読み、目を閉じ、体全体で句を味わう。
時代は変われど、句に込められた想いはいつまでもその場所に息づく。
足跡を辿って『心』を感じる。
『旅』を『旅』する醍醐味なり ^^
蕪村の句で心に残っているものがあります。
『月天心貧しき町を通りけり』
《意 味》
貧しい人々の住んでいる町も、月が渡っていくことで豊かに明るくなる。月はみな平等に照らす。
絢爛豪華な江戸城。
城下町の一角。
日の差し込まない長屋での貧しい生活。
月の光を灯りの代わりに囲む食事。
家族の笑い声。
こんな情景が浮かんできます。
月のように平等で穏やかな世の中にしたいですね ^^

昨夜はまんまるお月様 ^^
夜空に浮かぶ月は、優しく包み込んで足元を照らして導いてくれる。
私の名前は、父の想いが込められた『月』が入っている。
かぐや姫を読んでもらった時『かぐや姫なんだよ』と聞かされ、満月の夜に『お迎えが来ても絶対に行かない』とこたつに潜って泣いた私。
家族は大爆笑。
月を見たら『ぷっ』て思い出して…涙が出た。
昨日、母と三人で写真を撮ろうと笑顔の父の夢を見た。
涙しながら話す娘に『夢に出てきた時は、何か起こらないように気をつけなさいってことよ』と母。
…。
10月22日は父の誕生日。生きていたら64歳。
11月23日は母の誕生日。父が迎えられなかった60歳になる。
今年から母の誕生日は特別。
支えてきたはずが、倒れた瞬間から母の存在に支えられている。
意識を取り戻すことができたのは、父の助けと母への想いだ。
できそうなことに挑戦して、できることを積み重ねて、支えられる強さを取り戻していこう。
『月』に改めて誓った夜。


