クルマってね、話しができるんですよ…。 | 明日天気になぁ~れ!ミウラはり灸漢方院のブログ

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尼崎市武庫之荘のミウラはり灸漢方院のブログです。
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こんにちは
ミウラはり灸漢方院です

今日はクルマにまつわる素晴らしい投稿をご紹介しようと思って書きました

今でも、一番初めに買った車のこと覚えています。

クルマと話をしながら走ったあの頃。

免許取りたての18歳、お金も無かったし、お世辞にもカッコいいクルマとは言えなかったけど、

将に君は相棒だった

彼女を載せての初ロングドライブは、姫路城だったかな

高速に入ると唸るエンジンとぶれるハンドを握りしめながら

顔は平静を保ちながらも、こころの中で、(頑張れ!)って、

実は自分も運転に必死。

 

流石に今はあの頃ほどの想い入れはないけど

不具合箇所などあると、「もうすぐ、直したるからな」って話しかけてる

自分の子が、運転免許を取るようになって

そんな想いなんて、これぽっちも感じないことに違和感と共に淋しさを覚える、今日この頃
 


(マツダ ファミリアAP ホワイトでしたけど)

(話ができるクルマはキッドだけではないのだ!)

 

=以下、転載=


もうダメっぽいね。

あんなに大きな車と

ぶつかっちゃったんだもんね、

しょうがないね。

私にはエアバッグが無いから

あなたに大けがさせてしまうんじゃないかって

心配だったけど大丈夫みたい。

良かったわ。

最後にあなたを守れたことが

私の自慢だね。

あなたと最初に会ったのは

雨が降っていた日の夕方だったね。

前のご主人様が新車を買ったので

私は下取りに出されていたんだよね。

でも15年も前に作られたおばあさんだし

人気が無い車だったから

誰にも見向きもされなかったんだよ。

取り柄と言えば

車検が少し残っていたことくらいかな。

その車検が切れる頃には

私の一生も終わるのね、

なんて考えていたのよ。

そうしたら

あなたと店の人が私をジーっと見て、

あなたは言ったわね。

「この車でいいです。」と言ったね。

値段が安かったし

学生になったばかりのあなたにとっては

入門としては

ちょうどいい車だと思ったんでしょうね。

でも本当に嬉しかったわ。

妥協でもそんなことはどうでもいいの。

あれからあなたは

とても私を大事に乗ってくれたね。

お金が無いから

高いオイルも入れられないし、

タイヤだって安いのしか買えなかった

けど、そんなことはどうでも良かったの。

車にとって

ご主人様と走っていることが

一番嬉しいことなんだよ。

いろんな所に遊びにも行ったね。

私が行ったことの無い

東京へも連れていってくれたよね。

お金が無くて

高速道路には乗れなかったけど、

あなたと二人で

冒険しているみたいでとても楽しかった。

私はおばあさんだから

高速道路はあんまり得意じゃないしね。

途中のコンビニで何回も休んで

少し寝たりしながらやっと着いたよね。

初めて走る都会の道路は

とっても怖かったけど、

あなたと一緒だったから安心だったよ。

車検が切れれば私はもうおしまいかな、

と思っていたけどあなたは

一生懸命アルバイトをして

もう一回車検を取ってくれたよね。

私、正直覚悟してたんだ。

だからあなたが貯めたお金を

私のために使ってくれると知った時は

本当に嬉しかった。

この子のために一生懸命走って、

守ってあげようって決めたんだ。

そろそろお別れみたいだね。

あなたは泣いているけど、

私はちっとも悲しくないよ。

あなたを守れて死ねるんだもん。

今度は人気のあるかっこいい車を買いなさいね。

だってこの5年間、

女の子を私に乗せたことなんて

ほとんど無いもんね。

あなたも立派な社会人なんだから、

いつまでも私なんかに乗っていないほうが

良かったのかもしれないよ。

でも、時々でいいから思い出してね。

あなたのために

一生懸命走っていた白い小型車がいたってことを。

じゃあね、さようなら。

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出典:kanndou.story.名無し職人さん

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もし、車に感情気持ちがあって

ことばをしゃべれるとしたら・・・・。

やっと手にいれた中古車、

当時の彼には、宝物だったに違いありません。

彼が大切にする気持ちが車に伝わり

大事故という生命の危機から

救ってくれたのかもしれません。

あなたにもありませんか?

ワクワクドキドキした楽しい嬉しい時

苦しくて悲しくてどうしょうもない時

その喜びや涙を、何も語らず

見守ってくれた”もの”

今日は、ちょっぴり思い出してみませんか?

「ありがとう」の言葉と共に・・・・。

=転載、ここまで=