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『い、いいえ。3人とも走ってくれて、
あたしのほうが返って申し訳ないくらい・・・。』
『すぐ近くにお店があるのよ。
そんなに時間かからないと思うから、
ちょっと待っててね。』
お母さんはそう言った後、
もう一度、本当にごめんね、と、言って、
頭を下げた。
『せっかく来てくれたのに・・・・。
こんな事になっちゃって・・・。』
突然来たのは
あたしのほうなのに、
こんな風に思ってくれるなんて・・・。
(やっぱり、尾崎さんに似てるなぁ・・・。)
申し訳なさそうな顔を見せるお母さんに、
あたしは思わず
『・・・私のほうこそ、すみません・・・。』
と、頭を下げた。
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