前回クロスステッチのことを書きましたが、私がクロスステッチを始めたきっかけについても書いてみたいなと思いました
初めてクロスに出会ったのは30年くらい前のアメリカ駐在時代
アメリカって結構クロスステッチが盛んで専門のお店もあるくらい(というかクロスに限らず手芸全体が人気あるんですが)
実は日本でもクッションを作るのにクロスステッチをしたことがありました
升目が大きく糸は6本どりっていうタイプ
解像度の低い写真って感じでさすがにガタガタ感は否めません
アメリカではフレームに入れて飾るというのが主流
升目も小さく2本どりというものが多く、絵みたいに繊細な表現ができるので、一目見て素敵となりました
とりあえず試しにひとつキットを買って作ってみましたが・・・
クロスのこと何も知らないで作ってしまったので、糸の向きがめちゃくちゃ。ハーフステッチやクオーターステッチという半分や1/4ですることも知らなかったのでお月様が真四角に!
(あまりの不出来さに引っ越しのときに捨てました)
駐在の奥さんで一人クロスを趣味でしている方がいたので、その方にキット説明書の英語の意味を聞いたり、額装するのに一緒についてきてもらったりと基本を教えてもらいやっと私のまともな(?)クロスステッチライフがスタートしました
子どもが生まれる前に作ったベイビーアフガン
クロスステッチの何がいいかというと、芸術的センスが必要ないところ!
絵心ゼロの私でも、チャートの通りに従っていけば、あら不思議。とっても素敵な作品ができあがります
根気さえあれば誰でも完成できるってのが魅力
少しずつ出来上がっていくのも楽しい
たぶんですけど、クロス好きな人ってジクソーパズルも好きじゃないかな?
コロナ禍で外出できないときは2000ピースのジクソ―パズル作ってました
少しずつできあがり、最後完成したら達成感が味わえる点ではとても似てますね
そして何よりクロスの魅力はステッチしてる時間
頭と心が休まる
ってこと
最初の赴任先では他の先輩奥様たちへの気遣いでものすごいストレス
簡単に言うと結婚してすぐに駐在したので、若すぎて駐在員の奥様界隈の常識を知らなかったのです それでめちゃ浮いてたみたいで一部の奥様たちの評判になっていた様子(またそれをご丁寧に教えてくれる人がいるんですわ)
うじうじ悩んでいるとき、クロスをしていたら、その1時間とか2時間没頭できて、だんだん心が落ち着いていき、そんな悩むことかー?大したことないんちゃう?とか思えてきて…
人間が単純作業に没頭しているときはリラックスのα波が出るそうですが、そのひとつに手芸があると何かで読みました
まさにそんな感じでクロスをしているとサウナーの人がよく言う整うって感じになるんだと思います
最近読んだ話題
(さすがにトレンドではないと思うが)
刺繍で没入体験するってもうこれは座禅組むくらいのマインドリセットができてるんじゃないかなーと思う私です