こどもが通っていた小学校では年に1回ユニセフの募金集めがあり、配られた封筒に子どもたちがお小遣いをいれて募金するというものがありました。もちろん金額は自由で、やるやらないも自由です。
しかし、まだ純真無垢な子どもたちですから
募金して困っている世界のこどもを助けたい
とか燃えちゃって、こどもにしては結構な金額を寄付しちゃう子もでてきます
そんな中、下の子がまだ低学年のときに
「おれは募金しない」
と断言しました
いや、確かにやるやらないは自由ですが、そう断言されるのも人としてどうよ?困っている人によりそう気持ちはないのか?と母としてはもやっとします
どうして?と聞くと
ユニセフから配られる封筒の写真が
こんな感じの
いぇぃ~ 俺たちとっても幸せ~♪
みたいな満面の笑みの子供たち
子「にっこりしてこの子ら十分幸せそうだ」
いや、これイメージ画像だし・・・
この笑顔の裏には貧困や紛争など困難な状況があるのよ
それにもかかわらず笑顔を絶やさないけなげさを写真にしてるのよ
って確かにこどもにはわからないよな~
かといって、子どもに配る封筒に悲惨な現状の写真つけるわけにもいかないだろうし…
募金集めの写真もなかなか難しいものありますね
放心したように遠くをぼんやり見ている少女の写真
みたいなのが結局無難なのかもしれません