昔々、下の子が小学校に入学したときのこと
この子はわりと誰とでも仲良くなれるタイプなので、小学校でも楽しくやってくれたらいいなと思っていたら、案の定すぐに新しいお友達○○くんと仲良くなりました
「今日○○くんと遊んだー」とか
「今日○○くんがこんな風に言っておもしろかったー」
などなど最初は微笑ましかったのですが、しばらくするうちに○○くんの本性が出てきたのか、どうも風向きが変わってきました
だんだん子どもの話す内容が
「○○くんにけられた・・・」とか
「仲間にいれてやんないって言われた・・・」とか
逆に
○○くん「学校終わったらどこどこ集合
こなかったら一生あそんでやらないからな」
などなど、あなたジャイアンでしたか・・・という暴君っぷりを出してきました
でもこういうきつめの子って低学年では割と人気があってグループを作るんですよね
うちの子は、その仲間ではいたいけれど、嫌なことを言われたりされたりすることでどうしたらいいものかと悩み、表情もだんだん暗くなっていきました
ある日、恒例の○○くんの話を聞いていたとき、
「そんな子と仲良くしないで、別の子と遊べばいいやん」
と言った私に対して、子どもが一言
「でもね、お母さん
一度友達になると
友達やめるって
なかなか言いにくいもんだよ」
だって!!!(笑)
確かにな!
大人でもそうやわ
たった6年しか生きてないのにすごい悟りっぷりに思わず笑っちゃいました
その後、その手のタイプの交わし方(つかず離れず)も習得したようで、小さないざこざは何度も何度もありましたが、学年が上がるとともにいい感じで離れることができました
若くして(って若すぎやけど)いい人生勉強になった出来事でした