Kからの電話を待つその日の朝。

彼女から少々、予め決めておいた時刻より遅く電話が来ました。私も色々今までミーティングの経緯からまた理不尽なことを言われかねないと思い、今回は会話内容を録音しました。


Kがどうしても話をしたかった事とは...

私が先週の親御さんへの説明会の最後に個人的に話をしたい人がいたら気軽に直接、電話してくださいと話したことでした。K曰く、

1、ここはKの運営するスタジオで生徒さんは自分のスタジオに通う自分の生徒である

2、自分の顧客である生徒さんの親御さんとプライベートで個人的な説明という点が気に入らない

3、自分の顧客は仕事上の物で、私が仕事と私情をごちゃごちゃに捉えているのが不満


話を聞いていて、一体この人は何を言っているんだ?になりました。私と生徒さんの親御さんが個人的に話をする事で何か自分に不都合が生じる、まぁ、言われては困る後ろめたい事がKにはあるのでしょう(実際、あり過ぎるけど、そこまで本人は気づいてないでしょう)。私からのKに対する説明としては先日、大まかな私からの退職説明だったので、これからお子さん達がバレエをどこで続けていくことができるか等の手段をアドバイスできたらと思って、親御さんに私にもし何か質問や話したい事があれば、もうみんなで話す機会はないので、電話ででも対応しますと言っただけだと言いました。


それでもKは自分の顧客だからそういうのは納得できないと言われました。実際、お子さん達は私のクラスに通う生徒さんで彼女の生徒ではありません。Kも今までそういうスタンスで私のクラスでの事は一切ノータッチで私だけでなく、それぞれの先生が受け持ってるクラス毎、その先生の責任という形でハッキリ言って放置されていました。だから今回、いきなり自分の顧客だから...というわけのわからない事を言い出した事に正直、今更何を言っているんだとなるわけです。結局、数日中にそのグループの親御さん殆どと個人的に電話で話をしました。


結局、わかった事は私から親御さんにKにとって都合の悪い情報が流れるのではないかと心配になったのだと思います。この電話の頃には一通り既に親御さんと個人的に話をした後だったので、時既に遅しですが、どっちにしろ親御さんにはお子さん達はバレエが好きでダンススタジオに通っているのに、Kはバレエが嫌いで、バレエが踊れなくて、教える事もできないし、バレエという踊り自体に理解もなく、それを私がどうにかして理解してもらおうと話をずっとしながら彼女の元で働いてきたが、もう言葉によるバレエのリスペクトゼロには限界ですという事を正直に親御さんには伝えました。


多分、Kにとっては親御さんに一番知られたくなかった情報なのかなと思っています。