「功名が辻」今日の見所



今回は千代と一豊の和解と着々と進む家康の天下取り、そして折角河内山城が出来上がったというのに一豊が倒れたということ。



千代と一豊の和解には二人の子として途中まで育てられた拾こと湘南が大きな役割を果たした。結果的に一豊の芝居で千代が心配して戻ったことが功を奏したのだが、その前に母・千代に湘南が一豊の心情を察して許すようにと諭したことがその伏線にある。


この後も湘南は父のため母のために立ち働くことになる。血はつながってはいないが親子の間柄を越えた信頼関係に結ばれていくのだ。




家康は自らの国・関東を磐石なものとしながら、西にも目配りしていわゆる豊臣恩顧の大名を巧妙に配置して元の西軍勢力を分散させる策が一豊をはじめたの大名のおかげで進む。


その間にも朝廷に取り入って官位を賜ろうと画策する。しかし、手垢のついた関白・太閤には目をくれることなくこれまでの幕府を統括していた征夷大将軍を手に入れた。天下取りをあらわにする家康だがこれには豊臣勢力も手が出せないし、手をこまねいてみているしかなかった。



現在の高知城(河内山城)を完成した一豊が千代と共に高知城の天守閣から土佐の国を眺めながら感慨にふけっているときに一豊は長年の戦による疲労から(人生50年といわれる当時60前というとかなりの高齢といわれていた年齢的なものもある)倒れてしまう。


やっと本当の意味で土佐の国を掌握したと思ったのにである。千代の驚き、悲しみはいかばかりだったことだろう。史実によれば、一豊が高知城に住まいしたのは2年といわれている。


これから後数回で終わるこのドラマ「功名が辻」はいよいよラストまで見逃せない状況になってきた。