実家での話
ゴハンが終わっても、まだ食べたいと
泣く上のコをみると
『食べさせる量が少ないんじゃないか』
『メシぐらい好きなだけ食わせてやれ』
と、不機嫌になる実父。
子どもたちに、わたしが作る料理に対して
『こんなに薄味で可哀想だ』という実母。
そんな両親に育ててもらったわたしの
幼少期は太っていて、いじめられこそ
しなかったけれどもコンプレックスで
痩せるのが、本当に大変だった
味覚と肥満は3歳までに決まるらしい。
太っているのも、痩せているのも個性だが
せま〜いコミュニティで生きているうちは
人と少し違うだけでいじめの対象になる。
これから長い人生を生きて行くうえで
こう育ったから自分はこうだと
オットとわたしを言い訳にして
欲しくないので
物事の良し悪しが判断できるように
なるまでは、親にできる精一杯で
サポートをしていきたいと思う。
目の前で食べたいと子どもが泣いていても
食べさせないのが可哀想だと言われても
必要な量は食べさせているので
(なんなら量多めだし)
それ以上、求めるままに食べさせたり
わたしはしないよ。
果たして。
本当に可哀想なのはどっちだろうねぇ。
決してお皿の中のものを取ったりはしないけれど
食べこぼしたのをニコニコしながら口にいれる
Meくんのエプロンのなかに手をいれて
食べこぼしたのを取っては口に入れる
そんな姿をみると、心が痛むが我慢我慢。
My

