フジバカマ(会津・御薬園)


秋の七草の一つで昔から親しまれていました。

 

  何人か来てぬぎかけし藤袴来る秋ごとに野辺を匂はす

           古今集    藤原敏行


  ぬししらぬ香こそにほへり秋の野にたがぬぎかけし藤袴ぞも

           古今集    素性法師


その昔から香りに注目されていた植物です。

甘い桜餅のような香りがします。

生のときは匂いませんが、生乾きから乾燥したものが香ります。

これを干したものをミント水ならぬ藤袴水にして髪をあらったとか。

乾燥させたものを防虫剤、芳香剤、お茶にも使われました。


ただ、この句にあるように、衣をかけるには、かなり群生していないと倒れてしまいそうな気がしますが、昔はそのくらい群生していたのでしょう。


中国名も香りの良さからか、蘭草、香水蘭と呼ばれています。

英名はスィート・ジョー・パイ


通経、利尿、発汗作用があります。


御薬園はこじんまりとしていましたが、しっかりといろいろな薬草を楽しめました。和風庭園も落ち着いていてとてもきれいでした。でも植物の方に時間をかけてしまったので、庭園の方はそこそこになってしまいました。


サラシナショウマ


 発汗、消炎、解熱、鎮痛作用

 葉っぱに悪臭があるとか、確かめなかった。

オオタデ


 種子  解熱   葉  解毒(虫刺され、蛇毒)

サクラタデ

 虫の刺毒を消す