香り sweet violetのブログ


今年はじめての梅が咲きました。「見驚梅」 盆栽です。


あまり手入れをしてあげてないのに、けな気に咲いてくれます。


今年は鉢を変えてあげましょう!


「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」    服部嵐雪


今年はいつまでも寒かったので、この句が身に沁みます。


もうひとつ、好きな歌があります。


「梅の花 香をかぐはしみ 遠けども 心もしのに

            君をしぞ思う」   市原王  万葉集



万葉集では花木を詠んだ歌は梅が一番多いそうです。


しかし、白梅だけで紅梅を詠んだものは一首もないそうです。


そして香りを詠んだのもがほとんどない。(上の歌は例外です)


ただ、梅の白さを賞するだけ。


それにくらべ、古今和歌集、新古今和歌集になってからは、色より香りを


とりあげています。


代表的な歌は


「色よりも 香こそあはれと思ほゆれ  誰が袖ふれし客の梅ぞも」

                詠み人知らず   古今和歌集