【フランケンシュタインの怪獣】東宝怪獣映画の中でも随一のホラー色【サンダ対ガイラ】※再掲載 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

動画が削除されていたので、動画を再アップして

 

再掲載です。なお元記事は2019年7月29日の掲載でした。

 

 

 

 

 

さあ、日本怪獣映画の中でも

ホラー色が強いことで有名な

「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965年)

「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」

(1966年)の2本をまとめて紹介です!


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



僕(hiko)はこの映画、劇場で見ていませんが

後年、ビデオで、また最近もDVDを借りてきて見ました~♪

恐ろし気な怪獣映画で中々よろしい (`∀´) ♪


映画ポスターやDVD等のジャケットはこれね!








 


 




 

さて、この映画ですが・・・

東宝とアメリカとの合作で企画がスタートしたもので

第1作の「フランケンシュタイン対地底怪獣」は

「絶対死なない兵士」とういうゾンビ兵を日独共同で作るため

ドイツから「フランケンシュタインの心臓」が

日本に送られるのだが、その後その「心臓」は消息不明になる・・・。

数年後、その心臓は人型に進化し、さらに身長が20メートルに巨大化するのであった。



この20メートルの設定が絶妙でして、ゴジラのように馬鹿デカくないのが

わりとリアリティがあったりするのですよ~。



 



 




この第1作ではフランケンシュタインと心を通わせる女性科学者との交流が描かれ、

『当作では怪奇映画的題材ながら、むしろ「人間ではない」フランケンシュタインの

悲劇性、哀感が強調』(ウィキペディアより引用)された異色の怪獣映画となりました。

フランケンシュタインのちぎれた手首がおぞましく動く様子など怖いシーンもあります。



予告編では、その手首のシーンとか怖い場面では画面を反転させて、ハッキリ見せません。

↓   ↓   ↓   ↓

 





この映画のフランケンシュタインの見た目はとにかく怖いのですが

敵キャラの地底怪獣バラゴンがちょっと可愛いすぎるため・・・(笑)

それまでホラーっぽくいい感じで進んでいたのが、バラゴンが出てきた瞬間、

 

ホラー映画からよくある怪獣物になってしまい、とても残念でした。

この映画のラストはフランケンシュタインが地底に飲み込まれたり、

バラゴンを倒した後に大タコと戦うものなど全部で3種類あると言われています。

(僕は2種類しか知りません)

 

この第1作「フランケンー」を公開して11ヵ月後・・・。

その続編というより、前作でのフランケンシュタインという

キャラを利用したアナザースト-リー的な映画が

「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」です!

なおタイトルで「フランケンシュタイン」としていますが

映画の中では「ガルガンチュア」と呼ばれており

ひょっとしたら意匠問題があった可能性があります。


ちなみに話はそれますが「キングコング対ゴジラ」のキングコングは映画製作会社RKOに

 

東宝がちゃんと名称使用料を支払って権利問題をクリアしています。


さて「サンダ対ガイラ」ですが・・・

ガルガンチュア(前作のフランケンシュタイン)が

分裂し、2体となり片方は山に、もう片方は海で

生息(海彦山彦ですね)したことで性格が

正反対になり、陸に棲むサンダは良い怪獣、

海に棲むガイラは悪い怪獣に成長しました。



何よりガイラの怖さが際立っており、海中からその姿を見せるところとか

ガイラが人を食べちゃう(!)ところなんかメッチャ印象的です。



この映画ですが、僕は友人たちと集まって

友人宅で鑑賞会をしたんですが、みんな上に書いたシーンでの

ガイラの怖さを指摘。とくに人を食べちゃうところ!

劇場公開時はトラウマになったお子さまもいたとか・・・。




そんな悪い怪獣ですから当然、自衛隊が退治に出陣します。

そこで登場するのがメーサー殺獣光線車!



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以降の東宝怪獣映画にも出てきますが、

この「サンダ対ガイラ」で出てくるメーサー光線砲の威力と迫力はサイコー!

これは映画を見た人でないと分からないかもしれません♪

とにかくこの武器でガイラをとことん痛めつけまくります!

もうガイラが可愛そうになるくらいです☆



怪獣が2匹出る映画ですからラストは怪獣バトルになりますが

1匹にしてガイラ対自衛隊にしたほうがよかったような気がします、個人的に。



 

今日紹介した2本は怪獣の造型を恐竜や大型動物のような形ではなく

人型にしたのが、映画に独特の暗いムードを漂わせて実に効果的でした。


もうこんな映画は出てこないと思いま~す☆




なお「フランケンシュタイン対バラゴン」の

劇場公開時の同時上映は『海の若大将(主演・加山雄三)』、

「サンダ対ガイラ」の劇場公開時の同時上映は

『ジャングル大帝』『つるのおんがえし(人形劇)』でした。


ちなみに東宝特撮映画の中でもカルト的人気がある

「マタンゴ」の同時上映は

『ハワイの若大将(主演・加山雄三)』でした。

いったい・・・これはどういう組み合わせ?

昔の映画館の名画座だって

こんな組み合わせはしませんよ(笑)

 

 

 

 

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