【幻の滝】おしらじの滝【一部の滝好きか熱狂的なカメラマンしか知らなかった場所】 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

さて、昨日はお休みでした。

 

ずーっとどこにも出かけてないから、どこかに行こう・・・と、ずーっと考えてた。

 

密を避けるべく、人が少ない、少なそうなところ。

 

・・・というときのため、ではないけど、オートバイに乗ってた時から

 

日帰りで行ける場所のチェックをしていたのだ。

 

そこで今回は、「幻の滝」と言われている滝を見に行こうと・・・。

 

なぜ「幻」なのか?

 

ドピーカンが続くと滝が干上がって水がこぼれないのだそうな・・・。

 

つまり行くなら雨上がりが狙い目。

 

ここなら朝早く行けば人、いないんじゃね?

 

・・・この滝の名前、「おしらじの滝」と言いまして

 

ニュースで出ましたけど、先月(8月)、23歳と18歳の男性二人が

 

滝壺に飛び込み、溺死してるんですよね。

 

滝壺の水温は約10度。滝壺はすり鉢状で側面は藻類が付着して

 

すぐに抜け出せないようです。

 

(無茶しやがって・・・)

 

 

さて、おしらじの滝。

 

いわゆる観光地ではあるものの、よくある観光バスがごく近くまでやってきて

 

駐車場から徒歩5分ぐらいのところにある・・・のとはちょっと違う。

 

まぁレポを・・・。

 

朝は早く起きて午前6時から出発支度をはじめ、6時20分過ぎに

 

自宅から車で出発。

 

とりあえずの目標は「山の駅たかはら(栃木県矢板市下伊佐野991番地3)」です。

 

東北自動車道の矢板ICを目指して北上。

 

羽生PAでとん汁定食(500円)で朝食をとる。

 

僕は降圧剤とか薬を飲むので、朝は必ず何か食べます。

 

サンドウィッチのときもあるけど、基本しっかり食べる系です。

 

んで、トイレで軽くなったらまた北上。

 

矢板ICで降りたら下道を小一時間走るのですが、矢板カントリークラブを横に見て

 

そこを過ぎてから、延々と山道を走ります。

 

その様子を例えるなら、日光いろは坂の上りを、その4倍5倍走るような感じです。

 

ナビがなかったら不安になって帰っちゃうところです。

 

運転する自分が多少気持ち悪くなってきたから、車に同乗者がいたら完全に酔うでしょ。

 

やっと「山の駅たかはら」に到着。

 

ここで一旦トイレを済ませ、いよいよおしらじの滝へ。

 

「山の駅たかはら」から車で3~4分で滝の入り口の駐車場に着きます。

 

 

 

無料のパーキングに車を止め、滝まで歩くのですが・・・上の航空写真見ても

 

わかるように、地図をいくら拡大しても道がありません。

 

 

木々の間を歩くというか下るというか、道というより、獣道みたいなところを

 

周りの木を掴みながら降りてゆきます。

 

通り道で平たんなところは全くありません。全部急こう配です。

 

しかも前日までは台風の影響で地面が滑りやすくなっています。

 

そして思い出した!

 

ここは携帯の電波が届かない場所ので救難要請を出したくとも連絡できないのです。

 

スマホをみたら本当に使えないぞ・・・。

 

もし滑落したり、足をくじいたり、体調が悪くなっても助てもらえない。

 

密を避けるべく人が少ない場所を選び、たった一人で来た僕は本気で

 

引き返すことを考えた

 

・・・が、進めるところまでもうちょっと行ってみようと。

 

そのうち獣道から、岩で積んだ簡単な階段のような足場になるが

 

その段差が階段と呼べるような高さでなく結構足を上下に広げる。

 

相変わらず滑る路面。

 

下りはともかく、帰りの上りを考えるとかなり不安になる・・・やっぱり帰ろうかな。

 

と、足を止めて一息入れると、水が流れる音が聞こえる。

 

滝だっ!

 

元気が出て進むと・・・ただの岩清水の流れる音だった。なんだ・・・。

 

もうちょっと、もうちょっとだけ降りてから帰ろうと下っていくと

 

また水の音が聞こえる・・・。

 

すると元気が出て進むと、、、

 

おおっ!着いた!

 

初老のお爺さんがカメラと三脚を片付けて引き上げるところだった。

 

この爺さん、どれだけ健脚なの!?

 

滝の目の前に立ち、写真をパシャッ!

 

 

台風一過だもの、水量はタップリで、「水の無い滝」がまぼろしで終わることはなかった!

 

動画も少しだけ公開しました。

 

僕のツイッターから。

 

https://twitter.com/i/status/1303201752712269824

 

 

観覧場の端っこに花束、飲み物、タバコが置いてある・・・。

 

こんなところでねぇ・・・皆さん、常識ある行動をとりましょう。

 

こんな山奥で救助にあたった方々のご苦労が忍ばれます。

 

僕も引き返そうとすると上から50代ぐらいの夫婦と十代ぐらいの男の子の三人が下りてきた。

 

うわあ・・・女の人がこんなとこま降りてきちゃったよ・・・あわわわ。

 

通りすがりで会釈をして僕は道(?)を上り始めましたが、3分も登ると息が切れる!

 

心臓がバクバク言ってる。休憩地がないので地べたに座って飲み物飲んで

 

心臓が治まるのを待って、また昇り始める・・・。

 

やばい、足が疲れてきている・・・心臓がドキドキしている、汗が噴き出す。

 

もう一回だけ休んで、あとは無理して(!)一気に登りきった。

 

駐車場の車の横に辿りついたとき、とうとうしゃがみこんだ。

 

しゃがみこむなんて、自分史上で記憶にないです。

 

ぜえぜえ息をしていたら、駐車場の1台車が入ってきて、どうみても60歳以上のおじさんが

 

「おおっ!登ってきたか!疲れるよなっ!」

 

そのおじさん、山道用の靴や着替えて滝巡りの準備を始めました。

 

最初に見かけたカメラマンのおじさんといい、親子三人といい、このおじさんといい

 

ひょっとしたら、僕(hiko)の体力が相当落ちているんではないかと気になった。

 

もし、今回の記事を読んで気になって行ってみようとお考えの方は

 

ハイキングではなく登山のつもりで靴などの支度をしてください。(ロープはいらない)

 

晴れ続きだと滝に水が流れていない可能性がありますが、雨天の後の

 

通り道は、恐ろしいほど道が滑ります。しかも急斜面!

 

できれば複数人で行ってください。一人が足をくじいた場合、電話で助けを

 

求められないので、通報役が必要です。

 

8月の死亡事故のときも同行者がいたので、連絡がいったようです。

 

駐車場から滝まではせいぜい10分程度ですが、甘く見ない方が良い。

 

熊も出没するらしく「山の駅たかはら」で熊除けの鈴を売っているとか・・・。

 

(道でシカは見かけました)

 

もし一人で行くなら家族、友人におしらじの滝に行ってくると連絡を入れておいた方が良いです。

 

そして体力に自信のない方、体調の悪いときは、やめておいた方が無難ですので、

 

念のため。

 

知らぬとは言え、僕もよく行きました、おしらじの滝。

 

恐らく二度と行かないと思います。

 

ちなみに、この滝観光で出会った人は最初のカメラお爺さん、三人家族、

 

そして最後の駐車場で会ったおじさんの5人だけでした☆

 

平日という事もあり、ホント人がいなかった。

 

 

2018 幻の滝(おしらじの滝 )落水 Peek into the water of a Phantom waterfall

 

 

 

 

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Tommy february6 EVERYDAY AT THE BUS STOP

 

 

 

川瀬智子よりTommy february6のほうが可愛い!

 

というと怒られるか。