ジブリ映画で「借りぐらしのアリエッティ」というのが
ありますよね。
14歳の小人の少女・アリエッティは、人間に見られてはいけないという掟の下、
郊外にある古い屋敷の床下で、人間の生活品を借りながら、
両親と密かに慎ましく暮らしている、というお話しです。
この映画が世に出るはるか以前に、地球の人口密度の解消策として、
人類のサイズを「縮小」したらどうか、というプランがありました。
縮小サイズを8分の1に設定したことから、そのプランを
「1/8計画(8分の1計画)と呼んだ。
世界でも有数の人工密度を有するマンモス都市、東京では
奇妙な人口対策が行われていた。
人間の体を1/8の大きさに縮めようというのである。
そうすればスペースが六十四倍にも使用出来て、
通勤ラッシュは緩和されるというのだ。
この計画に参加すれば、税金は免除され、さらに国の補助で
働かず好きなことをして暮らせるため、移住希望者が殺到していた。
そして、「Sモデル地区」の住民は何をしても良い。
三大義務も免除される。
建物も道路もすべて1/8に縮小され生活は今までと変わらない。
そして、その世界では、名前もすべて数字で管理されている・・・。
新聞記者の由利子は街で「1/8計画」と看板に書かれた建物を見つけ、
取材のため中に入ると、誤って人間縮少機の中に入れられてしまい
1/8に縮小されてしまうのであった。
気がついたときには由利子はすでにその世界の住人となり
地区長と名乗る人たちから挨拶をされますが、
正規ルートを通らなかった不法侵入者として拘置所へ連れていかれてしまいます。
その後は拘置所では何でも食べてしまいそうな巨漢の男や、
由利子が川に流されたところを救出する怪しげなシスターたち、
それにグチをこぼす少年たち、といろんな人たちとの出会いを経て
由利子は知り合いの会社へたどり着きます。
しかし、そこで由利子が見たのは自分自身の「遺影」だった。
『現実世界』では由利子は「死んだ」ことになっていたのです。
由利子は自分が勤務する新聞社に電話するが、ここでも「幽霊」扱い。
絶望した由利子は「書き置き」を残して姿を消すのだった・・・。
その後、由利子の男友達二人が、由利子を探しに
「S13地区」へ新入した。
「しかし、原寸大の男友達も、その場所では
「巨人」として現れることになり、2人を見て人々は逃げまどうのだった。
そしてついにビルの一室で由利子を発見したが
由利子は、このままここの住人になると言い出した。
奉られていた「遺影」と「幽霊扱い」がショックだったのだ。
悲しみの由利子は、果たして
無事にもとの世界に戻れるのか?
※「ウルトラQ」第17話「1/8計画」より。
このドラマ、見たい?
うおおおっ、花粉症が酷くて目ぇ~開けてられン・・・!
一泊旅行、中止!
自宅警備に務めて頑張りまするン・・・!
僕が最近見てワクワクした画像がこれですねン!
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