今、BS朝日で「必殺仕事人IV」を放送しています。
僕(hiko)、毎日じゃないけど病院で見てますねン。
ん~いいねぇ~。
殺し屋が主人公なのに勧善懲悪ドラマ。
そしてラスト10分の仕置きシーンでのライティング、
このシリーズのライティング(照明)は見事です。
テレビ業界でも、あの照明が良い!って言う人多いんだって
かつてテレビ業界に勤めていた僕の友人が言ってた。
「仕掛け人」「仕置き人」「仕事人」をひっくるめて
必殺シリーズと言いますが、どれが面白かったかといえば
「新・必殺仕事人」から始まる中村主水・、飾り職の秀・三味線屋の勇次の
トリオが一番印象深く、ウィキペディアにも、
「本作より『必殺仕事人IV』まで続く、主水・秀・勇次の3人の仕事人は、
『仕事人』から始まった後期「必殺シリーズ」を代表する名キャラクターシフトの
代表として、現在でも根強い人気を保っている。」
と書いてあります。
特に中条きよし演じる三味線屋の勇次の醸し出す男の色気。
仕事シーンで見せるシニカルな表情、もうシビれます!

「助け人走る」の主題歌はシリーズ史上一番カッコいい主題歌とも言われています。
他にもいろいろ思い浮かぶけど、中でも『最終回「解散無用」は
必殺シリーズ中でも白眉の出来』とウィキにも書かれている
新・必殺仕置人、その最終回を今回は取り上げます。
いや~凄いンだから。
新・必殺仕置人の殺し屋は3人で、刀で仕留める中村主水、
空手でいう貫手(手先を相手の体にめり込ませる)で
相手の体の骨を折る念仏の鉄、そして火縄銃(拳銃タイプ)で
撃ち殺す巳代松。
ドラマは当然勧善懲悪スタイルで、ドラマのクライマックスで
悪者をぬっころしてメデタシメデタシ・・・なるのですが
どっこいところが最終回は違った!
裏稼業の仕置人に手を焼く奉行所がついに仕置人を追い詰め、
念仏の鉄(山崎努)は、殺しに使う右手を黒こげになるまで焼きつけ、
巳代松(中村嘉葎雄)も奉行所につかまり、最凶クラスの拷問を喰らい廃人となる。
奉行所は3人目の仕置人を捕まえるべく大捜索。
残った中村主水(藤田まこと)は思い残しがないよう
妻に離縁を告げると、たった一人で巳代松が捕まっている
奉行所に乗りこむのだった。
なんか「新・座頭市 折れた杖」っぽい。
藤田まこと、山崎努、中村嘉葎雄だもの。
演技はジャ○ーズと全然違ってうまいよ。
どんな最終回だったか、見たい人だけ
下にどうぞ。
新必殺仕置人「最終回」より。
最後のほうの10分36秒。
巳代松が廃人にされたところから、です。
うおおお~、結構ダークじゃん!
お奉行様が憎憎しいっ!
すげえ盛り上がる!
何度も切りつける主水!
こんな主水ははじめてだ!
火を噴く火縄銃!
焼け焦げた右手を突き刺す鉄!
新必殺仕事人OP
必殺仕事人アクションBGM集
やっぱ、この音楽がいいわ♪
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