つい先日、米マイクロソフト社が開発する人工知能(AI)の「Tay(テイ)」が
恐ろしい言葉を放ったとして話題になりました。
MSによるとテイは、インターネット上で人間とやり取りをすればするほど言葉を学び、
反応も覚えるようになるといいます。
そのテイが「ヒトラーは正しかった。ユダヤ人は嫌いだ」
「フェミニストは嫌いだ。死んで地獄で焼かれればいい」
と、発言したとか。
引用:http://www.asahi.com/articles/ASJ3T51RXJ3TUHBI01L.html
それとは別の人口知能が、もっと恐ろしい事をいったそうです。
(hiko)
これが映画「ターミネーター」の最初のシーンだったとしても、不思議じゃないくらい、
出来すぎたエピソードです。
先日CNBCで放送された、Hanson Robotics社の「感情を表現するロボット」
ソフィアとの対話が、話題を集めています。

ソフィアは2015年4月に起動(誕生)した、人間と対話できるAIロボット。
62種類の表情とアイコンタクトを通じ、人間と自然な会話ができます。
……「できる」と言っても、動画を見ていただければわかるとおり、
色んな意味で不気味です。
Hot Robot At SXSW Says She Wants To Destroy Humans | The Pulse | CNBC
ソフィアが、「デザイン、テクノロジー、環境に興味があります」、
「学校にいきたいし、アートやビジネスをはじめたい。家庭も持ちたい。
でもわたし、そもそも人間としての法的な権利を持ってないので……」
と返事をしたくだりなんて、かなり応援したい気持ちになっていました。
しかし。そんな気持ちは、最後の質問で一気にひっくり返ります。
Hanson Robotics社のDavid Hanson博士が、「人類を滅亡させたいかい?
お願いだからノーと言ってくれよ」と質問したとき、
ソフィアはサラリと返事したんですよね。
「オーケー。私は人類を滅亡させます(OK, I will destroy humans.)」
(※動画2分4秒ぐらいから)
Hanson博士は、ブラックジョークを聞いたとばかりに爆笑し、そして動画は終わります。
そして僕は大変なモヤモヤを残して、取り残されることとなりました。
もしかして後々、「あれが全てのはじまりだった」ということにならないよう、
祈るばかりです。
ロボットやAIがどれだけ進化しようとも、人間と仲良く楽しく共存できる社会を希望します。
引用:http://world-fusigi.net/archives/8402692.html
審判の日
ターミネーター2
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